甘くて美味しい柿がでまわっている。

ところで、渋柿というものに興味があり、昔々一度だけ口に入れた経験がある。それは忘れられない味であった・・・

でも渋柿は収穫せずおいておくと「熟し柿」となりこれが甘柿よりも甘くなるそうだ。

柿の渋みはタンニン。渋柿はこのタンニンが水に溶けるので 口の中でタンニンが溶け出しあの渋みを感じる。

一方、甘柿もまたタンニンを含んでいるが、 水に溶けないので渋みを感じることがないとか。

渋柿の皮をせっせと剥いてベランダに吊るして「干し柿」にした。秋の空にはお似合いだ。3日くらい経ったら、堅くならないようによく揉むといいらしい。

秋の陽ざしをうけて、1カ月弱。美味しい干し柿が出来上がる。これがまた、渋いお茶によく合う！

KSこいち