もやしは暇ならひげ根をとるとよりおいしい。なんて書くと、暇じゃない!面倒くさいと怒られそうだが、ここがあるのとないのとでは、味が全く異なる。
わざわざ台所に立って、ひげ根をとるのは確かに億劫だ。しかし、もやし=エンジョイタイムと頭を切り替えてはどうだろうか?
ドーンと座って新聞紙を広げ、テレビや音楽を楽しみながらのひげ根とりはそう嫌ではない。
慣れてくると、1袋5分くらいでひげ根をとれる。最初はもたもたするかもしれない。美空ひばりの2〜3曲は聞けてしまうかもしれない。
ところでひげ根ってどこの部分かというと、もやしの白いところの下のほう、しりすぼみになっているところ。少し茶色っぽくなっていたらとったほうが断然おいしい。
反対側はよーく見ると小さな芽がついていておいしいところ。取っちゃだめ。これで、いつもの数倍美味しければ、使った労力には存分の価値がある。
でも時間のない時は洗うだけでもそれなりに美味しく食べられるから、その時の状況でご判断を。