焼く
ハンバーグ

失敗なしのふっくらハンバーグはカツ代オリジナルの「蒸し焼き」レッスン。

ハンバーグ 使う調理器具

調理時間
準備15
調理15
  • 鍋(小)鍋(小)
  • フライパンフライパン
  • 包丁包丁
  • まな板まな板
  • ボウル(中)ボウル(中)
  • ボウル(小)ボウル(小)
  • フライ返しフライ返し

お料理したよ!

このレッスンの先生

料理制作・監修
本田 明子/ホンダ

1962年生まれ。東京都出身。料理業(制作・企画)。1982年、カツ代内弟子一号となる。その後小林カツ代キッチンスタジオに在籍、書籍担当者として200冊近い料理本に携わる。2007年に独立、料理家としても活動中。
好きな食べ物、牡蠣フライ、アンチョビ、たい焼き、白いご飯、蕎麦。好きなこと、スポーツ&格闘技観戦・風呂。
好きな人・故蔵間関、音楽家、故藤山一郎。格闘家・魔裟斗。好きだったシーン・田淵幸一のホームラン。サッカー選手・フランチェスコ・トッティ。
好きなスポット、冬の海。最近してない趣味、書道、少林寺拳法。習った日本舞踊は、藤娘の稽古中挫折。
至福の時間、昼寝、喫茶、温泉。
あこがれの人、長谷川真知子のいじわるばあさん。

先生に質問する

レッスン1目標とする調理時間と手順の流れ

付け合わせを先に準備しておくと、熱々ハンバーグを食べられますね。2〜3種(色)あると出来上がりが綺麗。

ハンバーグの作り方は簡単です。時短で手順よく仕上げるには、炒めた玉葱を冷ます時間に、パン粉や付け合わせの準備をすると時間の無駄がありません。

肉ダネを作るのが15分、焼く時間10分、盛り付け時間もプラスして30〜35分を目標に。

合計時間30分

タネを作る(15分)

焼く(10分)

盛り付け(5分)

  • 1
  • 玉葱を炒めて冷ましておく
  • 2
  • ポイント
    パン粉をしとらせておく
  • 3
  • 材料を混ぜあわせ4等分に
  • 4
  • 形を整える
  • 5
  • フライパンで焼いていく
  • 6
  • ポイント
    頃合いをみてお湯を注ぐ
  • 7
  • フタをして蒸し焼きにする
  • 8
  • 焼き上げる
  • 9
  • 空いたフライパンでソースを作る
  • 10
  • 盛り付けて完成






15

  • 1
  • 玉葱を炒めて冷ましておく
  • 2
  • ポイント
    パン粉をしとらせておく
  • 3
  • 材料を混ぜあわせ4等分に
  • 4
  • 形を整える



10

  • 5
  • フライパンで焼いていく
  • 6
  • ポイント
    頃合いをみてお湯を注ぐ
  • 7
  • フタをして蒸し焼きにする
  • 8
  • 焼き上げる





5

  • 9
  • 空いたフライパンでソースを作る
  • 10
  • 盛り付けて完成

レッスン2調理と仕上げのポイントとコツ

食感を左右する2つの「下ごしらえ」
1.しっとりパン粉を準備すること
2.肉ダネを指に力を入れてしっかり混ぜること

これを忘れずにすると、食べた時にぐんっと口当たりの良い味になります。
ひとことメモ タネの中に入れる炒め玉葱が冷めてない時は、直接肉にくっつかないように、ボウルに「挽き肉」→「しとらせたパン粉」→「炒めた玉葱」の順番で入れましょう。
味を左右するコツは火加減
「火加減」は美味しさを大きく左右する、コツの一つです。
十分にフライパンを温めてから焼き始めます。焼くのも、蒸し焼きも強めの火。ほったらかさず、時折面倒をみてやります。

ハンバーグを4個並べると、鍋の温度が一気にドーン!と下がります。十分にフライパンを温めておくこと、強めの火加減はキ―プ。

両面焼いた後の「蒸し焼き」の行程はまず火加減を弱めることはありません。
ひとことメモ カツ代流オリジナル、失敗しない、簡単ふっくら美味しいハンバーグは蓋をして強火で「蒸し焼き」にして一気に中まで火を通すのがポイント!
仕上げで80点から一気に120点になる
ハンバーグを置くだけでは未完成。ここからおしゃれをしてあげましょう。おしゃれグッズはハンバーグソースと色とりどりの付け合わせの野菜。

脇役の人参、ブロッコリー、じゃが芋など、3食の付け合わせの野菜などを添えることで、主役のハンバーグがぐ〜んと引き立ちます。

ピカーッと輝く熱々のソースをとろ〜りと、かけることで、一気に上等なハンバーグステーキに変身。どんなに素敵な主役でも、一人では、お芝居が不可能ってことです。

基本のハンバーグを覚えるとソースを色々と変えることで、レパートリーが広がります。
ひとことメモ 「牛挽き肉」か「合挽き肉」が一般的ですが、豚肉と牛肉の配合は店によって色々で、一番ベストな配合は牛肉350gに対し、豚挽き肉が50gといった配合。でも、普通に売っている合挽き肉でも十分美味しく作れます。 まずはベーシックなハンバーグの焼き方をマスターしましょう。

料理を始めましょう

材料(2人分)

≪ハンバーグだね4個分≫
【A】
≪ソ-ス2人分≫

作り方

下ごしらえ
中強火

サラダ油小さじ1で炒めて、皿に取り出して冷ましておく。

【A】の溶き卵、牛乳にパン粉を混ぜ、しとらせておく。

パン粉はしっとり
パン粉を溶き卵と牛乳でしとらせて使います。たったこれだけで美味しいタネができるので、ここはていねいに。

タネをつくる

ボウルに挽き肉、塩、胡椒を入れて混ぜ、【A】のしっとりパン粉と炒めた玉葱を加え、よく混ぜる。4等分する。


焼く前に、付け合わせの野菜などは準備できてますか?脇役のないハンバーグはせっかく美味しくできても、引き立ちませんよ♪今なら間に合う!!

中の空気を抜くように両手で、手のひらに打ちつけるように、パシッとキャッチボールしながら、ハンバーグ形に整える。


肉の性質上、焼き始めるとキュッと縮んで、どうしても真ん中が盛り上がる。中心部に火が通りにくくなるので、真ん中をへこませておくと、火が均一に通る。

焼く
中強火

フライパンを十分に温める。
サラダ油をなじませ、並べ入れ強めの中火で焼く。
並べたら、すぐに。もう一度ハンバーグの真ん中を少しくぼませるようにして整える。

強火

こんがり美味しそうに焼き目がついたら、裏返して、もう片面も中火で焼く。

1〜2分焼いたら、湯をハンバーグの厚みの半分位まで注いだら、一気に強火にしていく。

蒸し焼きでふっくら
湯と蓋を使って、仕上げの蒸し焼き法。強めの火で一気に火を通します。はじめに両面焼いてから、湯を刺すので、肉のうまみは中にギュッとつまったまま。ふっくら仕上がり、いいことずくめです。

中強火

フタをして強めの中火にして、蒸し焼きにする。

中火

水分がほとんどなくなったらフタを取り、水けが完全になくなるまで焼き上げ、取り出します。

ソースを作る
中火

空いたフライパンにソースの材料をすべて入れ、火にかけ少しトロリとするまで、フツフツと煮立てる。

盛り付け

とろ〜としたら、ハンバーグにかける。
熱々を召し上がれ〜♪

保存

残りの2人分は一つずつ、ラップに包んだ後、密閉容器か袋に入れて、冷凍保存すると、便利です。
※肝心の今夜のおかずが冷めちゃうので、食べ終わってからね。

ステップアップレッスン