ササッとできる丼特集

五月は一年の中で一番動きやすい気候ですね。青空が出ているときは、気持ちが良いのですが、ひとたび雨がふると寒いとう寒暖のと湿度にアップダウンに身体がついて行けず、疲れやすい時でもあります。
ササッと作れて、ガッツが出る丼ものは、ご飯に美味しい味がつくので、食欲のあるときも、ないときも美味しく食べられる。
他におかずは作らなくていいように、何でも乗っけちゃう、、、、それもあり。

肉でがっつり

おまけの話・なぜ、豚肉に葱か
たんぱく質の吸収とアリシン

豚肉の主なる成分のビタミンB1は、疲れた体を早く回復させて、力をくれる食材です。そこに葱やにんにく、玉葱などの野菜に含まれるアリシンという成分は、ビタミンB1の体内への吸収を助けてくれますので、豚肉料理にはアリシンの含まれる野菜を組みわせたり、下味などにふんだんに使って上手に食べて下さい。
又、豚肉は脂の多い部分は、消化の負担になりますので、体調が今ひとつの時には脂の少ない部位を使って下さい。

魚の栄養をとりこむ

おまけの話・魚の基礎的な栄養学
EPAとDHA

魚は生活習慣病の予防に良いとされています。近年注目を集めているEPAとDHAを豊富に含むのが特徴。これは、脳梗塞や心筋梗塞など動脈硬化が原因で起こる疾病に対して有効に働きかけますEPAは、血管を広げ血液の流れをよくする作用があるので、頭痛や肩こり、目の充血など血流が悪くなることによって起こる不快症状を軽減 DHAは脳細胞を活性化させ、頭の回転を良くする働きがありますので、認知症の治療にも効果が期待されています。EPA、DHAは、サバ、ブリ、マグロ、カツオ、ウナギ、イワシ、サンマ、アジ、サケなど背の青い魚に多く含まれています。ことに脂がのった旬の時期には特に多く含みます。その他、代謝を促進するビタミンB群、骨を作るために必要なビタミンDやカカルシウム、血合い(魚肉の背肉と腹肉の境目にある赤黒い部分)は鉄分も豊富です。また、魚に含まれるたんぱく質は良質で消化されやすいので、子供からお年寄りまで無理なく食べることができるのも魅力的このように、健康維持に役立つ成分を豊富に含んでいるのが魚なのです。日常的に魚を食べて健康な体を作りましょう。

マスターすべし・王道の丼


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