Halloween2018

日本でも年々盛り上がりを見せ、秋のイベントとして定着してきたハロウィン。料理やお菓子を持ち寄って、仮装パーティーを楽しむ人も増えてきました。
ハロウィンといえば、やっぱりかぼちゃ!
かぼちゃで美味しいハロウィンを満喫しよう♪

かぼちゃでパーティー
豪快に!かぼちゃ丸ごと

パーティーで盛り上がる料理は、味はもちろん、まずはインパクトが重要なのです。

かぼちゃでパーティー
簡単バージョンかぼちゃパイ

美味しそうだけど、作れるかな?なんて躊躇しがちなパイですが、必ず出来ます!

かぼちゃでパーティー
ワインに合うかぼちゃのおつまみ

大人だけのパーティーなら、色んなおつまみがあると嬉しい♪

かぼちゃでパーティー
ハロウィンの占い遊び

ハロウィンに占いはつきもの。特にりんごや木の実はハロウィンの古い歴史を遡ると、占いや予言ゲーム、魔除けにと、重要な役割をもっていました。

そもそもハロウィーンって?

今宵、伝説が真実ならば、
すべての魂が戻ってくる。
真夜中の鐘がやさしく鳴り、
炉の火が真っ赤に燃えるとき、
草生い茂る墓場や骨壺から
悲しげな魂が帰ってくる。
(1880年 ローズ・テリー・クック
『諸聖人の前の日』より)

二千年以上前、場所は北ヨーロッパ。古代ケルトの人々は、秋の終わりと冬の始まりの節目であるサムハイン祭には、この世とあの世の境があいまいになり、死者の霊が行き来する日だと考えていました。
その年に亡くなった人の霊が無事にあの世にたどり着ける様に、また家族のところに帰ってきた霊をもてなす為に食べ物を供えたり、灯をともして道に迷わない様にしたのです。
それが現在の暦で11月1日。ケルトでは1日の始まりは夜からだとされていたので、10月31日の夜に、この死者の為の祭りは始められました。
このサムハイン祭が、ハロウィンの起源ともいわれています。

その後、キリスト教が各地に広まり、ケルトの伝統や祭りに変化が起こりはじめました。
16世紀の宗教改革後には、死者の霊は愛する家族や友人ではなく、魔女や悪魔、幽霊へとかわっていきました。
悪さをしないでほしいから、食べ物を供えてなだめたり、同じ仲間だと思わせる様に魔女や悪魔に変装して出掛けました。それが仮装の始まりと言われています。

18世紀になり、アイルランドやスコットランドで起こった深刻な飢饉や不況が原因で、何百万人もの人がアメリカへと渡りました。
その時、ヨーロッパの伝統や習慣も持ち込まれ、世界中にハロウィンが広がるきっかけのひとつとなりました。
19世紀以降のアメリカでは、ハロウィンは怖い事を楽しむ賑やかなイベントへと変わっていき、中世のヨーロッパの頃とは違って、少し陽気なハロウィンになっていきました。
日本のハロウィンはアメリカ仕込みのお祭りですね。

サムハイン祭が世界中に広まって、こんな大きな祭りになるなんて、古代ケルトの人は想像したかしら?

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