じゃが芋

3回目 じゃが芋の旬・買いもの
4 旬
春に出る小さく水分の多い新じゃが、初夏に出まわる新芋に、夏を越え秋まで成長させた大きめのお芋、愛嬌たっぷりの風貌ですよね。

季節によってそれぞれに味がありますが、秋から冬にかけて収穫されたじゃが芋を、日に当たらないようにベストな環境に寝かせ、余分な水分を落ち着かせると、ほっこり美味しい状態になります。

それが一斉に出荷されて出回るのが、秋も深まった頃となります。

じゃが芋は一年を通して八百屋さんに並びますのでずーっと美味しく食べることが出来ます。
シンプルに旬を感じる

5 買いもの
一般的な買いもの方法としては、芽が出ておらず、凸凹の少ないもの、傷のないものが優良な芋とされていますが、これは値段とも比例していきます。そもそも、凸凹のない男爵というものに出会うことはそう多くはありません。

じゃが芋の種類と選び方

ハンサムではないけれど、すごくいい男性のことを、じゃが芋の男爵にたとえた時代もありました。

このような女性のあいだで流行った比喩表現にみられるように、多少の凸凹男爵の中にも、美味しいものもあるのです。

ただ、ふかして塩を振って食べるのなら、お芋の品質にこだわってもいいかもしれませんが、美味しく食べるために、料理という技術が存在するのです。

芽が出てしまった保管の状態が悪い芋以外は、そのほとんどが美味しく食べられるはずです。

買い置き食材でクイック調理


1回目 じゃが芋の歴史・種類
2回目 じゃが芋の栄養・薬膳・効用
4回目 じゃが芋の調理・取り扱い

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