太陽の贈りもの トマトがいっぱい

トマトがくなると医者がくなる】
ヨーロッパで有名なことわざです。今から旬を迎えるトマト!ギラギラ夏の太陽は、トマトをどんどん美味しくしてくれます。おいしいだけではなく、この真っ赤が血液サラサラ、老化防止といった健康にいいことがいっぱい!あなたの食卓にもトマトをのせてみませんか?
 

まるごとトマトを楽しんじゃう

太陽のように、姿かたちを生かして。輪切りも繊維断ち切りだと、トマトらしさを感じることができますよ。
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ファルシーも断然皮を湯むきした方が美味しいのです。熱湯に1個ずつ入れ、10数えて氷水へ、ツルリン。
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これも皮をツルリンします。ミニトマトは10個位まとめて熱湯にチャポ。3秒で氷水に引きあげる。この作業、意外に楽しい。
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堂々ステーキですぞ。大きいしっかりしたトマトを見つけたらコレ!比較的強めの火でしっかり、さっと焼く。

名脇役としてのトマト

トマトは主役こそなっていないけれど、いないとこの料理は成立しない、ドーンと肉おかず。
お口には三者一体ポーンと放り込んで。
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海鮮とトマトの相性は抜群。美味しいではなく、海鮮の生臭みを美味しさに変えてくれる魔法もあるのね。
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トマトの美味しさが後ひくご飯です。かためのトマト、完熟のトマト、どちらもそれなりの美味しさです。
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すいとんにトマト、これは上海のお母さんの味です。汁仕立てなので、小さいやわらかな、お粥のようなすいとんです。

調味料としての役割を担うトマト

これがあればアレンジはいろいろ。不恰好でも完熟トマトを見つけたら、たっぶり作りましょうよ。パスタにスープに、肉や魚のソースに。
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見ためにはトマトは見えませんが、フレッシュなトマトがいい形でケチャップ親分のホローをしてくれています。
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まさしく直球、トマトで肉を煮る。どんなトマトで作ってもそれなりに美味しいけれど、品種銘柄で楽しむのも吉!
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トマトのスープは定番ですが、これは皮ごと一気にすりおろしてつくります。さっぱりした優しい味。

トマトの旬と選び方

 トマトはハウスを中心に、一年中栽培されています。でも、やっぱり夏の日ざしを浴びたトマトは美味しさと色が違います。この時期、西から梅雨に入っているので、露地ものは、6月は主に北海道、福島、茨城と言った産地が主流となります。

 枝になったまま完熟したものは味も色も良く、ビタミンCの数字も高く、食べたいなぁ?と思いますが、自給自足か近所の畑でわけてもらえるかという人の特権で、たいていの人は店で買いますので、残念ながら、収穫後、店頭で熟したもの。それでも、鮮度を少しでも確かめるのはヘタが瑞々しいかでも判断出来ます。

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