Valentine2016

いよいよバレンタイン2016♪

本命、義理、友チョコ、パパチョコなどなど、目指すところは人それぞれですが、一生懸命になって作ったものは、ある意味すべて本命チョコです。
せっかくの機会だから、失敗なく美味しく楽しく作りましょう。
まずは、1番におさえておきたいのが、チョコレートの溶かし方。


ここを丁寧にやっておくのが、美味しさへの第一歩です。
今年は『溶かして固めるタイプのチョコレート』と『生地に混ぜて焼き込むチョコレート』の2つの基本とそれぞれ3つの応用をご紹介します。
他にも沢山レシピはあります。”バレンタイン”で検索して参考にしてみて下さい。

かためるチョコ

溶かして固めるチョコは、ツヤよく口溶けなめらかに仕上げる為に温度調節が大切です。
チョコレートを溶かす時にその温度調節をする事をテンパリングといいます。
テンパリングをしてチョコレートに含まれるカカオバターの脂肪分を均一化させる事で、
粒子が密に均一に並び、固まるのが早く、艶々とした表面、なめらかな舌触りとまろやかな風味を保つ事が出来るのです。
ただ溶かして固めるだけでも、チョコレートは出来ますが、シンプルなチョコレートをより美味しく作りたい!
と思ったら、テンパリング作業を加えてみるとワンランク上の出来を期待できます。

基本レシピ


応用レシピ



焼き込むチョコ

溶かしたチョコレートを生地に混ぜ込んで焼き上げる場合の押さえるポイントは3つ。

・生地に混ぜ込む前のチョコレートの温度を下げすぎない事。
 →温度が下がって重くなってくると、他の材料と合わせた時につながりにくく、生地を混ぜ過ぎてしまいます。これは膨らまない、食感が堅いなどの原因のひとつです。溶かしたチョコレートは加えるまでぬるめの湯せんにかけたままにしておけばいいです。

・ココアパウダーを加える場合は、あらかじめ小麦粉に混ぜておく。
 →ココアパウダーは吸水しやすいので、そのまま生地に加えると混ざりにくいったらありません。あらかじめ少ない水分で溶くか、小麦粉と合わせる事で全体に均一に行きわたります。

・粉類の混ぜ方。
 →バターや油などの油脂類が入っていない生地に粉類を加えて、コテコテと練り混ぜると小麦粉のグルテンが作られ、焼き菓子としては食感が悪くなります。油脂類によってグルテンの形成は弱くなるので、材料を混ぜる順番は、油脂類が混ざった生地に粉類を混ぜる方がいいです。基本的に粉類は粉っぽさがなくなるまで、底からすくい上げて切る様に手早く混ぜ込みます。

基本レシピ


応用レシピ


チョコレートの知恵袋

チョコレートにも色んな種類が!

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