夏バテを薬味でおぎなう一品

あんなに暑かった事を忘れそうなくらい、清々しい日が増えてきました。今年の夏は潔く去っていくのかしら?!なんて期待しつつ、暑さにさらされた体の疲れを少しずつとっていきましょう。

青じそ

青じその葉にはビタミンAが多く含まれており、緑黄色野菜の中でもトップクラス。爽やかな香りの成分には強い殺菌力があり、刺身に添えたり食あたりを防ぐ効果もあります。薬味にちょこっと数枚…なんて使い方が多いかもしれませんが、揚げ物、炒め物などのおかずにも、ためしにドサッと加えてみて下さい。

みょうが

夏の麺類などの薬味にかかせいないみょうが。
昔の人はたくさん食べると物忘れがひどくなるといいました。この夏の暑さを忘れるのに最適かもしれません。
みょうがは食欲促進の効果があり、消化を促進し、内臓の働きを整えてくれるので、夏バテ防止に効果的な食材です。

大根おろし

夏の大根は、すりおろすと辛みが強く、薬味にピッタリ。胃腸の働きを助ける酵素を多く含み、消化を促します。大根に含まれるビタミンCやジアスターゼは加熱に弱いので、大根おろしなら効率よく摂る事が出来ます。大根おろしって、無性にたっぷり食べたくなる時がありませんか?

パクチー

あの独特な香りには、整腸作用があり、ビタミンA、B、Cが豊富に含まれているので、疲労回復を促します。
サラダやスープに入れるのはもちろん、肉の臭みを消す効果もあります。
タイやベトナムなど暑い国で食べられているのも納得です。

数種類合わせて、さらに美味しく

疲れや体の不調、ストレスなど、食欲が落ちる原因は色々あります。そんな時は無理に食べずにジッとしている、っていうわけにもいかないのが生活です。元気の素はやっぱり食べる事。薬味の香りや味には食欲を刺激する効果があります。うまく美味しく活用しよう。

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