A子
たま~に行く
飲み屋で、マスターがカウンター越しに私に話かけた。
『○○くんがこないだ来てね、付き合ってる女がいるけど、バレンタインに
チョコもらったのがきっかけでそのチョコ女と
結婚を前提に付き合いたいってさあ~、次の日、その女性連れてきたよ』
マスターは無邪気
に教えてくれたけど、付き合っている女って、私なんだけど・・・・
いつも集団で来てるんで、知らなかったんだろうけど、その時出された
ビールの苦いこと・・・・
急に帰るのも変なので2時間辛かったッす
B子
学生時代、付き合っていた人は年齢が同じせいか、喧嘩
が絶えませんでした。
最後は、互いにうんざり。そのあと出会った人とも結果同じこと
社会人になった時、ウンと年上の人と付き合おうと思いはじめましたが、素敵だなと思う人は、いつも
既婚者。これも失恋のうちなんでしょうか
C子
ある日、山のような
パンを抱えて娘は帰ってきた。
「どうしたのこんなにいっぱい
」
「彼にもらったの。お別れ
の印だって」
「お別れって
」
「私と別れたいって言うことよ」
「え
それでこんなに
パンもらったの?」
「だって彼の家、パンやだもの」
娘は悲しそうでもなく
「お腹すいたからパン食べる。このパン食べれば私が彼を捨てたように思えるし・・・」
なんとも理解できない母心。とてもいい彼だったのに。きっと娘がはっきり物を言い過ぎるからだろーな。とふっと思った。
黙々と食べている娘の横顔を見て、私も淋しくなってしまった
E子
社会人になり、彼とすぐに
同棲生活
を始めた。ものすごい気が合うと思い込んでいた。
2年たったある日、彼は別に好きな人ができた…とひとこと言って、出て行った。
その後、風の便り
で、彼に子供が生まれたという話を聞いた。
家を出てから半年後くらいのことだった。あの日のショック
の百倍の悲しみだった。さすがに、食事が喉を通らなかった1週間だった
F子
もう、かなり昔のこと。
自分のことは棚に上げ
2枚目が好き。丁度付き合っていた彼は
医者の卵
で今でいうイケメン。周りからも羨ましがられていた
2年くらい付き合って「私はもうこの人と結婚しよう!」と思い家族に会わせた。
母は「とんでもない、この家
はどうなるの?貴女が長女で後を継がなければ絶えてしまう
」
私は2人姉妹。妹は
音楽の道を選んでいた。家族全員に反対された
そうこうしている内に彼はドイツに
留学してしまった。その後何度か
手紙を出したが返事はなかった。
“あー、やっぱりこれでよかったのか"と少しずつ納得した
カツ代の家庭料理