おくらの雑学
オクラの雑学, カツ代の家庭料理
アオイ科、原産国は西アフリカと、アフリカ東北部、インド説。記録は古代エジプトが古いといわれているが、日本での野菜としての栽培は実に新しい。昭和に入って、いわゆる新野菜として、アメリカからはいってきたという説が有力。

旬は夏とされるけれど、日本でも温暖な気候の沖縄、鹿児島、高知県あたりのオクラはほぼ、1年中出回るという話をきいた。

おくらをガンボという地域もあるが、ほとんどはおくらと呼ぶらしい、語源は西アフリカで呼ばれていた「ンクラマ」。これがおくらになったとも言われている。

おくらは切るとネバネバで、このネバネバの成分に整腸作用のある、ペクチン。消化を助け、胃の粘膜を保護するムチン、また高脂血症や動脈硬化、糖尿予防にもなるといわれている、夏の健康野菜の代表である。

ただし、火を通しすぎてしまうと、このネバネバがなくなって効果も半減してしまうので、さっと火を通す程度か、2〜3分内にとどめておきましょう。

また、おくらはよく見ると、こまかいうぶ毛が生えています。これはこすり洗いするととれてしまいますが、ネットに入れている場合は、ネットごとこすり洗いをするとよく取れますよ。でも、ケバケバが少し残っているからといってそれほど気にする必要はありません。

※今回の雑学は、食のライターとしてこの道30年以上活躍されている、加藤幸子さんからの取材をもとに、まとめたものです

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