これはかぼちゃと同じでウリ科、原産地は熱帯アジア、台湾、中国南部、日本では沖縄、九州。実際日本全国で食べられるようになったのは、ほんとにごく最近のこと。
沖縄・九州地区の人は、食べ慣れているの日常食だったようですが、それ以外の地区の人がはじめてこの野菜を目にした時、見た目はこれは食べられるのだろか?というシロモノ。
ことに寒い地方の人たちへの普及は、いまだまだまだのような気もする。全国的に出始めたころは、この沖縄のゴーヤーという呼び名は苦瓜とかレイシといわれていた。
沖縄長寿食の人気とともに、ゴーヤーと呼ばれるのが主流になった。中国では涼瓜、ベトナムはコークワ、タイはマラなどとよばれ、イギリスやフランスでもそれぞれ呼び名はちがう。
さて、このゴーヤーの苦味、最初食べて、エーッ!という人も1回でめげないで2回3回と、チャレンジしてみてほしい。なぜなら、苦いなぁと思って食べているうちに、癖になる苦味といわれいるのもこのゴーヤー。
そうでないとこんなには沖縄や九州地区の人の愛する野菜にはならなかったはず。熱に弱いビタミンCもこのゴーヤーにふくまれるビタミンCは熱に強いといわれいるのも夏に嬉しい野菜の代表ですね。
※今回の雑学は、食のライターとしてこの道30年以上活躍されている、加藤幸子さんからの取材をもとに、まとめたものです
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