茄子の雑学
茄子の雑学, カツ代の家庭料理
ナス科、原産地はインド南部から東南部。なすは地域によって、よく食べらている種類にだいぶ差がある。

どこを基準にして、分量を表したらいいか困るので、料理の世界では一般的に長さが12〜15cm、一番太い直径が5cm位のなすを基準にしている。

同じ種類のなすでも、温かい地方のなすは一回りでかいし、寒い地方にいけば全体的に小ぶりだ。種類によっては30〜40cmもある長〜い茄子もあり、これもなかなかおいしい。

京都の名産の加茂茄子は、実の味が独特の食感と濃いあじわいが特徴で京野菜として、値段も少々高め。

さて、なすにはヘタのところに鋭い刺があり、バラ同様の鋭いものだ。とれたてなすは美味しいけれど、うっかりここを持って洗おうものなら、結構な痛さだ。
ヘタのところは持たずに、ぎりぎりの際のところを包丁でスパッとヘタを切り落とすのがいい。

これは余談だが、ナス科の植物にはトマトやしし唐、じゃがいも、食べ物ではないのですが、なんとタバコも。なすは、冷蔵庫に入ると、風邪をひきやすく、いたむのも早い。

暑い国から来た野菜だから、もし買って、2〜3日内に食べるなら、籠に入れて、家の一番涼しいところにおけばいい。もし、冷蔵庫に入れるときは直接冷気にふれないように、新聞紙に包んで野菜室に。

しかし、こんなおいしい茄子が、おたんこなすとかボケなすなどと悪口に使われてきたのはなぜだろう?はて・・。

※今回の雑学は、食のライターとしてこの道30年以上活躍されている、加藤幸子さんからの取材をもとに、まとめたものです


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