脂質は三大栄養素の中では、誰もが知っていることと思いますが、カロリー的には非常に高く、悪者扱いされることが多々ありますが、それは摂りすぎた場合の話であり、体の組織的には細胞膜の主たる構成成分の為に、必要不可欠な栄養素です。
また他の栄養分(たんぱく質・炭水化物)と比べると、2倍以上のエネルギーを持つので、脂質を極端に減らすなどのダイエットをすると、体を使うエネルギー量と見合わないと、いわゆる車でいえばガス欠になり、疲れが取れなかったりします。
また、他の2種からエネルギーを使おうとして、こんどは他の2種の栄養素を体が欲しがり脂質はなくても、沢山食べなければならないのと、そのための胃腸に負担がかかるという悪循環も考えられ、ダイエットと称してなかなか痩せられない人の中には、このタイプの人も少なくないです。
ただし、摂りすぎると悪玉コレステロールが増え、肥満の原因になりますので、ほどよい量を毎日食べ物から摂ることがなによりも、大事です。