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“本格タンシチュー”はお肉屋さんで牛タンという部位を予約するところから、料理が始まります。食材を見ると、ギョッとしてしまうかもしれませんが、煮込んでシチューにすれば、天にも昇る美味しさなんです。洋食の老舗では、目玉が飛び出るような値段の一皿ですから、これが自宅で美味しくできれば、きっとあなたに自信がつくはず。
本格に対するは、お手軽に牛タンの薄切り肉を使って、1箱200円前後のシチュールウで20分程度煮込んだ“薄切りタンシチュー”。これは、パンにもご飯にもあいます。材料に使う赤ワインはちょいと雑な味がおススメです
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突然食べたくなるかつカレーは、とんかつとカレーを両方作らねばなりません。かつカレーというと、何やらB級グルメのようですが、本格的に作ると美味しいっの一言につきます
頑張って両方作るという日もいいですが、あまったカレーと美味しい肉で作ったとんかつで“かつカレー”こんな方法もいいかもしれません。
「今日、どうしても食べたい…でも疲れてる…」そんな時は、惣菜で買い揃えるにしても、オリジナルな食べ方を楽しむことで、自分なりの満足感がえられます
ただし、市販とんかつは衣が厚く、1枚食べきるのは、結構きついです。2人で1枚で十分。野菜不足になりがちな市販カレーに、すりおろし人参を加える、干しぶどうを加えて煮込むと香りとコクがプラスされ、インスタントでも味がグンと良くなります
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この“本格ハヤシ”は、難しくない料理です。即席よりは調理時間がかかりますが、ちょっとしたコツを覚えてほしいなあと思います
小麦粉を入れて、ほどよい炒め具合で仕上がりの色が変わります。あとは、焦がさないように、丁寧に煮る。牛肉は、できれば国産だと肉独特の甘味がルウにでて、本格的な味が楽しめます。
VSの“即席ハヤシ”は、ハヤシライスと書いてある、市販のルウをつかってみました。市販を使うときのポイントはベイリーフやあらびき胡椒を少し多めに加えて、スパイシーな仕上げにするのもインスタントさを消すコツとなります
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ホワイトソースは、最初からややこしいものだと思い込んでいる人がどうも多いようです。「なんだ、こんなに簡単だったんだ」と読者からの便りを一番多くもらうのが、なんとホワイトソースなんです。一度覚えたら、ホホイのホイ・・・鼻歌まじりに作れちゃいます
牛乳を使ったホワイトソースは後味も良く、まさにママの味。あなたの十八番になること間違いなし
さてさて、まだ冷凍のグラタンから抜けきれない方、ホワイトソースはハードルが高いと思っている方は、缶詰めでも美味しく作るコツがありますから、ステップアップ方式で腕を磨いていきましょう。焦らないことも大事です。何といっても家ご飯に重きをおきましょうね
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実は本格も簡単も味にあまり格差のないのが、コーンスープでしょうか。「あれあれ、なら簡単な方法で…」とそっぽをむかないで、レストランのシェフたちの作り方をまずはマスターしてみてください
そうすると「なるほど本当のポタージュはこんな風に作るのね」と料理に対して理解を深めることができるので、より一層“簡単コーンスープ”のすごさに感動するんです
「チョチョイのチョイで作れるのに、ほぼ同じ味じゃないか」その、してやったりな快感をあなたに味わって欲しいのです。ランニングハイならぬ、クッキングハイといったところかしら・・・