疲労回復![](/m/ktai_page/emoji/au/f6ec.gif?u=65adc21188a710206b81234ce1cde3c4)
酢(ビネガー)は日本
だけものではない。世界的に使われてきた調味料
なのです。古〜い文献
によると、ヨーロッパは紀元前1450年頃、中国には紀元前
からあったとのこと。
日本では大阪の和泉で作られたのが始まりで、それが今の酢メーカー
のタマノイ酢さんの始まり
らしい。実際、一般化したのは江戸時代で米酢がメイン。
現在日本の場合、米酢・穀物酢・果実酢と大きく3つに分かれるが、どんな料理にも合うのは米酢
なのでこれ1本あれば、何とかなることが多い。
ここ5年ほど中国で最もポピュラーな黒酢が脚光
を浴びているが、日本料理
の何にでもあうわけではないので、気をつけて使うとよい![](/m/ktai_page/emoji/au/f7f3.gif?u=65adc21188a710206b81234ce1cde3c4)
免疫力アップ![](/m/ktai_page/emoji/au/f37e.gif?u=65adc21188a710206b81234ce1cde3c4)
ヨーグルトは紀元前3〜4世紀に、現在のブルガリア民族の祖先、南スラブ人が飲んで
いたのが始まり。その後、中近東やコーカサス地方に広まった
といわれています。
日本
では、明治時代に販売されたのだが、実際広まり始めたのは戦後。少しづつ広まってはいったけれど、そのほとんどは砂糖や寒天、香料の入った加工
に近いもの。
なんとかプレーンな形で広めようと明治さんが、自社製品
明治ブルガリアヨーグルトで販促の意味も含めてヨーグルトを使った1冊の本
を出した。
この本に全面的協力をしたのは昭和50年頃の話。料理家としてはまだ駆け出し
の小林カツ代だったんです。たった1冊だけ残っていたあの本、いまはキッチンスタジオにはありません
残念です。
夏バテ防止![](/m/ktai_page/emoji/au/f44d.gif?u=65adc21188a710206b81234ce1cde3c4)
なんと驚いた
ことに日本に入ってきたトマトは最初食べ物
としてではなく、観賞用
として入ってきたのが始まりで、18世紀くらいのこと。
原産国は南アメリカ、ペル-のアンデス高地。現在トマトといえば1年中ハウス栽培
で、安定した値段
で売られている。
20年位前までの主流
は先のツンと尖ったファーストトマトだったが、いまは桃太郎がほとんど。そのほかにベランダ
でも栽培可能なミニトマトやミニと大きいトマトを掛け合わせたミディトマト。
加熱したほうがおいしい調理用トマトや糖度の高いフルーツトマト
などさまざま。機会があったら、いろいろ味わってみてくださいな。