ホカホカごはんと
人気おかず
この特集を組んでいて、ふと気がついたことがある。この料理、もとをたどれば中国・インド・ドイツいう異国の料理。しかし、日本の3大人気トリオは、それぞれの国で、どこを探してもこの味はないのです
自慢ではないですが、元の料理から一層磨きがかかり、ものすごく美味しくなってしまったんですよ。そして、何よりエライのは、日本の主食、ご飯に合うように出来ていること
中国の人が日本に来て驚くのはラーメンと餃子をセットで頼み、その上ご飯を注文すること。いわゆるラーメンライス餃子添えだ。彼らから言わせれば、全部主食だそうーな
しかし、ラーメンの醤油、おまけのご飯でホッとしてご飯のおかずに餃子。立派なバランスですよ、これも
+*.+*.+*.+*.*.+*
昔の文献では、日本で初めて作られたカレーは蛤(はまぐり)と蛙(かえる)の肉で作ったというのが残っています
ずいぶん前ですが、再現してほしいというテレビ番組があり食材がキッチンスタジオにもちこまれ、作ったことがあります。なかなかダシが濃くて、美味しかったのですが、最後に小麦粉を水で溶く、とういうものでした
これは、インドカレーなどの最初にルウのもとになる玉葱で作るカレーのペースト方式とは正反対なるもので、現在の最後にルウを入れるルーツなのかとも思われます
昭和の頃のカレーライスのルウの味は今はもうないと言っていいでしょう。昔の日本の味+様々な香辛料が加わりました。進化はとどまるところを知らない感じです
+*.+*.+*.+*.*.+*
ハンバーグも驚きでこの柔かな味とケチャップをベースとしたソースはあっという間に昭和の子どもたちの人気メニューになりました
ただしその頃は、レストランのハンバーグと家庭のハンバーグはだいぶ焼き上がりに差があったようですがお母さんたちも日々研究を重ねたのでしょう
平成のママたちのハンバーグは、昔のお母さんのハンバーグと比べると、付け合わせもきれいだし、みなさんおしゃれな盛り付けですね
洋食はナイフ・ホークが主流ですが、これにご飯、味噌汁の献立で箸で食べても、お家ならおかしくないのも素晴らしいではありませんか