栄養バランス, カツ代の家庭料理
体の栄養 心の栄養


レッスン1

人は何を食べるべきか


食物に含まれている栄養素は、「糖質」、「脂質」、「たんぱく質」、「ビタミン」、「ミネラル」、「食物繊維」の6つに大別することができます
たんぱく質とミネラルの仲間であるカルシウムや鉄は、筋肉、血液、骨などの体を作ります糖質、脂質は体を動かすためのエネルギーとなる栄養素。

ビタミン、ミネラル、食物繊維はエネルギーとなる栄養素の働きを助け体のコンディションを調整します。人は、これらの栄養素をちょうど良いバランスで食べることによって健康を維持することが出来るのです
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レッスン2

栄養のバランスを
崩さないために



栄養のバランスを良くするために、一つの目安として『一日30品目』の食品を食べるという方法があります。また、日本の献立の形としての『一汁三菜』という献立の立て方でバランスをとる方法もあります

メニューを選ぶ際は、ラーメンやおにぎりなどの単品で済ませてしまうとビタミンやミネラルが不足しやすく栄養が偏りがちになります。主食+主菜+副菜+汁物の4つが揃う食卓をイメージしてメニューを選ぶと、自然とたくさんの種類の食品を摂ることができます

例えば、外食なら「焼き魚定食」「生姜焼き定食」、内食なら「サンドイッチ+サラダ+果汁100%グレープフルーツジュース」という具合になります。
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レッスン3

外食・コンビニ食が
続いてしまったら?



一般的に外食や内食は、野菜や果物、きのこ、海藻(ビタミン、ミネラル、食物繊維)や牛乳・乳製品(カルシウム)が不足しやすく脂質やたんぱく質の過不足などで栄養が偏りやすくなります外食や内食が続いてしまった場合、不足した栄養素を自炊で補うのが一番ですが、難しい場合は、自宅に帰ってから、または昼間のおやつに、野菜ジュースやヨーグルトなどを補給するようにしましょう。

ビタミン・ミネラル・食物繊維の不足は、冷え性や不眠便秘などの原因に、またカルシウムの不足は骨粗鬆症の原因にもなります特に、将来出産を控えた若い世代の女性は、生まれてくる子供のためにも意識を高く持ちましょう
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レッスン4

食事と心と栄養バランス


食べ物や食生活で、直接ストレスの原因を解決できるわけではありませんが、体の健康を維持するために必要な栄養素が不足している時に、ストレスを感じやすい、ストレスに弱くなるなど、影響することはあります。

健康であるためには、体だけでなく、心も健康であることが大切です。偏食して栄養が偏らないようにしましょう。

ストレスを感じる時のおやつには、甘いケーキ
よりも、ビタミンCがたっぷりなフレッシュジュースやカルシウムが豊富なヨーグルトなどがおすすめです
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レッスン5

痩せすぎ・メタボを防ごう


若い女性に強い「やせ志向」は、度が過ぎると生活習慣病の引き金になりますし、将来出産する際にも母子共に影響を与えるリスクが高くなります

近年の「低出生体重児」の増加も原因の一つです。また、中年男性に多い「メタボリック症候群」は、既に広く知られていますが、内臓に脂肪が沈着することにより様々な生活習慣病を合併して引き起こします

痩せすぎや肥満が体に与える悪影響を理解し、自分の適正体重を見直しましょう。それには、自分に合った適切な食事量を把握し、バランス良く自分で選んで食べる力を身につけることも大切です。


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