【薬膳解説:なんだか太る】
食べている量は決して多くはない、なのに太る・・・女性に多い悩みです。
肥満は、陰タイプと陽タイプがあり、前者は体力弱めの水太りタイプ、後者は体力ありの堅太りタイプ。
女性はとくに陰タイプが多いと言われます。食事のカロリーを落とすことも、ときには必要ですが、まずは消化機能や代謝機能(発汗・利尿などの排泄)を高め、気のめぐりをよくし、余分なものを蓄積させない体をつくることを意識してみましょう。
<おすすめ食材>
豆類、雑穀類、冬瓜、たまねぎ、セロリ、ねぎ、しょうが、きのこ、海藻、こんにゃく、鶏ささみ、豆腐、豚赤身、白身魚、プーアール茶など。
はと麦は、利尿、排毒作用があり、皮膚の代謝を高めるほか、食物繊維も多く、便秘解消に役立つと言われます
。水分排泄にすぐれたお豆さんと一緒に煮たスープの、味の決め手は、ひらりとのせた昆布〆の鯛
あっさりとソテーしたささ身に、オレンジと生姜が実にあいます
。ビタミンC豊富なかんきつ類は、気のめぐりをよくし
生姜の辛味の成分には、発汗促進作用や抗菌作用 が含まれています