体のちょっとした変化を
見過ごさない!
●プチ不調その1:
いつもより体に熱さを感じるな…というとき
夏に風邪をひくと治りが遅く、やっかいだと言われます。風邪をひきそうになるちょっと前の、体の変化を見過ごさないようにしましょう
夏の邪気は“暑邪”といって、炎熱性があることが特徴。何となく体の表面がいつもよりほてっているな、熱いな、頭が痛くなりそうだな、と感じたときは、「ミント湯」を飲むのがおすすめです。
ミントは、涼性で辛味のある食材。ほどよく体の熱を発散させ、頭痛、目の充血、鼻づまり、気分の落ち込みなどの症状をやらわげる作用があると言われます
熱気がまだ体の表面にあるうちに、ミントをたっぷり使って淹れたミント湯をゆっくり飲む。体がほわっと温まって、少し汗をかき、やがて体のすみずみに清涼感が届く・・・そんなふうに体をリラックスさせてあげましょう。
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●プチ不調その2:
胃腸弱り気味、お腹チャポ…というとき
胃腸が弱り気味、食欲も少々落ちている…と感じていらっしゃる方、お腹の中がチャポチャポ音をたてていたり、時々キュルッと鳴っている方、さて、冷たいものを摂りすぎていませんか
お腹を手で触ってみて、なにか冷んやりするものを感じたらご用心
体の表面は湿気と熱気を感じていても、お腹だけ冷えている、というのは夏によくみられます
体を冷やす食べものはしばらく控え、お腹が元気になるのを待ちましょう
そんなとき、ありがたいのは、お粥。胃の機能をやさしく調和してくれます。余分な湿を除いて消化機能を高めてくれる「白身魚と山芋のお粥」、お腹を中から温めてくれる「かぼちゃ粥」、夏バテ防止にぴったりな「ニラ粥」などがおすすめです。
また、できるだけお腹を冷やさないよう、両手でお腹を触りクルクルとさすって温めたり、夏仕様の薄手の腹巻きをするのも、案外効き目がありますよ。