薬膳夜食の楽しみ方
ゆる~い5つの掟

仕事で帰宅が遅い、子どもの塾が終わるのも9時過ぎ、受験生がいる・・・どうしたって遅いご飯(=夜食)が必要です

夜食。作るとき、食べるとき、付きまといがちなのが“こんな遅い時間に食べていいのかしら・・・”という罪悪感
にも似た不安

『夜7時以降は食事を摂らないこと!』という、健康的な食生活の大原則としてよく耳にするこの言葉が一瞬頭をよぎるせいかもしれません


そんな気持ちで食べる夜食の何と味気ないことか


そこで今回は、夜食を美味しく、楽しく食べるため薬膳の要素を取り入れた薬膳夜食を作ってみました

“夜食こそ、体を調えるチャンス!”と切り替えてみてはいかがでしょう

カロリーもできるだけ控えめ、余分な手間もできるだけ省いたレシピ夜に過度なエネルギー消費は禁物ですからね。

唐突ですが、“陰陽”という言葉
を聞いたことがあるでしょうか。中医学では、万物は陰陽のバランスで成り立という考えで、例えば昼と夜、昼は陽に属し、夜は陰に属します。

夜食の時間は、ちょうどこの昼(陽)から夜(陰)へ変わる時間
体も心も、活発な昼モードから、静かな夜モードへ上手に移行させてあげることが大切です

スムースな移行のために、薬膳夜食には“ゆる~い掟”が5つほど


【薬膳夜食・冬編】
“ゆる~い5つの掟”

一日の疲れをほぐす。

体の中から
 じんわり温める。

今日足りない
 (とくに野菜)ものを補う。

ほどよい満腹感があり、
 胃に負担はかからない。

安らかな睡眠を助ける。

※掟は季節によって変わります


頭の片隅で少しだけ意識して、作って食べるこれぞ薬膳夜食の醍五味です。

では、楽しい夜食時間をお過ごしください


薬膳監修&コラム:よしかい ゆき
レシピ&スタイリング:チームKATSUYO
撮影:添田 明也
料理制作:本田&中島

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【薬膳夜食レシピ】
1日の疲れをとる
体に沁みる薬膳スープ
足りない野菜を補う
お腹ぺこぺこ夜薬膳
心地よい眠りにつく
夜のおやつ

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