献立の特徴
薬膳でいう辛味とは、唐辛子やこしょう、カレーによく使われる芳香性スパイス、たとえばターメリックやクローブ、フェンネル、シナモン、陳皮など。他、にんにくやしょうが、ねぎ、香菜、三つ葉、しそなどの香り野菜も含まれます。
辛味は気血の流れをよくし、湿をほどよく発散させ、食欲増進させたり、痛みを止めるはたらきがあるので、夏の薬膳にも上手に摂り入れたいところ。ただし体を温める作用のあるものが多いので、食べすぎてはいけません。体内の熱を悪化させ、よい水分まで消耗させてしまいます。
ラタトゥイユカレーは、水分や栄養豊富な夏野菜をたっぷり使ったカレー。色どりの美しさとそれぞれの野菜の味を楽しんで。気の巡りをよくする玉ねぎは夏のイライラを鎮めるのにも最適です。冷蔵庫で4-5日は持つので、ちょっとしたおつまみにもなります。
バナナは体の熱を冷まし、腸を潤すはたらきがあるので熱がこもって起こる乾燥便秘に効果的。フルーツの中でもでんぷんが多いので夏のエネルギー源としてもおすすめです。暑さを鎮め、のどの渇きを抑えるココナツを使ってサクサク、トロリ、南国で愛されるスイーツの味は夏のカレーの後にぴったりです
●豆乳豚冷やしうどん膳
●ゴーヤーみそチャンプルー膳
●黒酢酢豚膳
●鰻と人参の炊き込みご飯膳
●帆立とゆで玉子のグラタン膳
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