早春のおやつ

厚手の上着も出番が減って、冬の終わりを感じる近頃です。
目を覚ました様に、続々と登場する春の野菜や、店先を彩る何種類もの柑橘類から、どれにしようかな、と選ぶ楽しみもこの時期ならではですね。今しか楽しめない味を心ゆくまで満喫しておかないとね。

いちご

いちごのシーズンは、クリスマスケーキの印象もあってか、冬と思われがち。でも、本来は春に美味しい果物です。ビタミンCが豊富ないちご。季節の変わり目にひきやすい風邪や、強力な春の紫外線をあびた時、いちごは、ちょうどいいタイミングで沢山出回ってます。注意したいのは、いちごの洗い方。ヘタは必ずつけたまま、サッと洗いましょう。ヘタをとってから洗うと、水っぽくなって味が落ちるうえ、栄養価もどんどん流れ出てしまいます。

柑橘類

ビタミンCたっぷりはもちろんの事ですが、注目したいのが柑橘フレーバーのリラックス効果です。季節の変わり目、謎の悶々とした気分に襲われたとき、まずはフレッシュな柑橘類の皮を豪快に剥いて、香りを目一杯あびてみましょう。謎の不安が小さくなって、気分が落ち着くかもしれません。リフレッシュ&リラックスの効果も柑橘類に期待してみましょう。

キウイ

熱に弱いビタミンCを摂るには、生で食べる果物が一番手軽。中でも黄色いキウイは1日に必要な量を1個でまかなえる程ビタミンCが豊富。果肉の色を問わず、腸内環境をととのえる食物繊維や、塩分の排出に必要なカリウムなど、身体に必要な栄養素が手軽に美味しくとれるキウイ。朝食にもおすすめです。

グリーンピース

サヤエンドウが生長して、熟す前の若い豆がグリーンピースです。ほっくり食感と甘みがある青い風味は他にない美味しさ。栄養面では、野菜の中でも食物繊維の含有量はトップクラス!冷凍や缶詰、塩えんどうなど、加工品も色々あって一年中食べる事が出来ますが、時々ピヨーンと豆を飛ばしながらサヤから出したり、食感や風味をふんだんに味わえるのは、この季節の楽しみですね。

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