香味野菜と香辛料

真夏日や蒸し暑さで体がダメージを受けやすい日が増えてきました。食欲は落ちていませんか?元気に毎日を過ごす為には、しっかり食べてよく寝る。実にシンプル。あんまり食欲ないなぁ、なんて時は、香味野菜や香辛料を上手に取り入れてみると、食欲増進のスイッチが入りやすくなりますよ。

爽やかな香り『青じそ』

暑くなると、青じその爽やかな香りに癒やされます。刻んだら、時間と共に風味が落ちていくので、香りを存分に楽しむには、食べる直前に刻む。これがベスト。    

独特の存在感『みょうが』

食感や風味は大人向きかもしれないですが、料理に色気を与える存在。夏から秋が出盛りのみょうが。沢山手に入った時は、酢漬けや煮びたし、佃煮など、常備菜にしても嬉しい一品になります。    

薬味といえば『ねぎ・生姜』

素麺、うどんや冷や奴にあるとないでは大違い。みょうがなど、数種類の薬味と組み合わせると、味が単調にならず、美味しさ倍増。薬味で食欲が増すのを感じて下さい。    

ツーンッ!『わさび』

わさびは日本特産の香味野菜。わさびの辛み成分には強い抗菌作用があるので、寿司や刺身など、「生魚にわさび」は理にかなった組み合わせなのです。わさびの辛みは揮発性なので、すりおろして時間が経つと、どんどん辛みや風味が遠くなっていきます。生わさびの場合、すりおろすのは食べる時が一番。    

ピリリッ!『こしょう』

どんな料理にも馴染む香辛料のひとつ。胡椒の中でも香りと辛みの強さは黒胡椒が一番。黒胡椒は多くの料理の香りづけ、におい消し、辛みづけに役立ちます。白胡椒はクリーム系の料理や魚料理に柔らかな辛みや風味のアクセントつけに。料理に合わせて使い分けるのも技です!    

当たるとピリッ!『夏の唐辛子』

ししとうや万願寺唐辛子が美味しい季節。焼いて、おかかをのせて、しょうゆをチョロ。これだけで嬉しい一品。個性が強い割に、どんな食材とも仲良く出来るスゴイやつです。    

つーん!『からし』

鼻に抜ける辛みと刺激的な風味が、肉や野菜を更に美味しくしてくれます。酢味噌やポン酢、ドレッシングなど、酢との相性も抜群。    

屋外で活動する事が多い人には、厳しい季節ですね。
特にアスファルトから立ち上がる熱気には、うんざり。世界中がエアコンを止めると、何か変わる様な気もします。
体の外から冷やすのも手っ取り早いですが、食べ物でもある程度、体をコントロールする事が出来ます。猛暑をのり切る技として、きゅうりに塩や味噌をつけて丸かじり!これで、数時間は暑さをマシに感じるから、お試しあれ。

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