夏野菜を食べよう
トマトとピーマン

今年の夏は、ちょっと涼しいですが、真っ赤なトマトに、緑のピーマンは元気そのもの。夏の間にビタミンをたっぷりとって、元気に過ごしましょう

トマト

トマトの赤はうわさのリコピン。身体によいとされる、主役です。たとえば、体内で発生する活性酵素を抑える、強い抗酸化力をもつのです。それは、成人病が懸念される動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防効果があるといわれていたり、美肌効果も抜群。できたら、オリーブオイルなどと一緒に食べると効果的。
 

ピーマン

鐘の形をしたピーマンは、そもそも唐辛子を改良して、生まれた野菜です。独特の苦みと青い香りが特徴で、それを生かした料理が向いています。あの青臭い匂いの素は、ピラジンといい、血液をさらさらにする効果があるとされています。ピーマンの種は取って料理をすることが多いですが、毒ではありませんので、それほど神経質にならなくていいですよ。
 

ミニトマト

ここ近年、ちょっとしたブームのミニトマト。春先から、冬くらいまで、美味しく食べることが出来ます。糖度が高いと、皮が固くなる傾向があるので、小さいお子さんや高齢者に食べて貰うときは、そのまま出さないで、カットして出すのがベターです。またミニトマトは、その地方や種のメーカーさんで、愉快な名前ついていて、味も多種ですので、楽しんで下さい。
 

パプリカ

昭和の後半にスーパーマーケットに出まり始めた頃は、パプリカではなく、ジャンボピーマンといったものです。赤、黄色、紫、などカラフルな色があります。色によって、香りも甘みも違います。色のキレイな分、栄養価はピーマンより、高いのです。赤いパプリカなら、カプサイシンやβ-カロテンを多く含みます。昔は輸入でしたが、最近は国産も多く、肉厚とはいえ、甘くて水分も多いので、味はフルーティで食べやすい野菜です。
   

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