おやつ時間と現代社会
不況の日本社会にでて、ほんのささやかなおやつ時間を設けるなんてことは、実益主義の中ほとんどないのだろう。その反面ギスギスした心のまま働く人は増え、物騒なニュースが毎日流れる。
会社をあげて、お茶しましょうなんていったら、なんだかそんな暇はないと怒られそうだし、お茶もおやつも無駄なお金だ、経費節減と言われてしまいそうだ
バブルがはじけたころから、節約モードまっしぐら、でも節約してはいけないことがあったんだじゃなかろうか・・・どこの会社にもおやつ時間が昼ご飯以外にあったらなあ…毎日10時半から15分、15時30から15分でいい
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温かい美味しいコーヒー、一枚のビスケットが配られたら、人の心は救われないだろうか
何やら、自分は間違っていない、と強行な意固地なおじさんの心が少し、やさしく人の言葉に耳を傾けないだろうか…そんな思いにかられることが、多々ある
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月曜は美味しい紅茶とジャムとスコーン。火曜日はがんばれそうな香りのいいコーヒー。水曜日は可愛いあられと煎茶。木曜日は心まで癒してくれそうなジャスミン茶。金曜は夜の宴会に備えて、温かなミルク
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曜日別に、男子にはおっかさんみたいな社長秘書が声をかけながら配る。女子にはイケメンの総務部長が、寡黙で配る
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日本全国の会社が、明日から全部そうなったら日本が変われそうな気がするのは、私だけだろうか…
食べ物とは、おやつとは、そんな力を持ちうるのではなかろうかと、そんな妄想にとりつかれてしまいます