お料理コラム
初めの一歩は
好きなものから
料理
というのは自分の好きな料理からはじめると、案外うまくなっていくものです
基本をふむ・・・それは大事なことですが
、料理いうのは、よっぽど難しいものでなければ、どの料理もそれぞれのプロセスに基本が盛り込まれています
献立をパーフェクトにしていくことは、二の次にして、今回は1回の食事につき、1つだけ丁寧に作ってみる
。毎日です
ものごとは積み重ね、知らない間に、料理上手になっていくはずです
。もし、作ってみてなにか疑問がわいたら、質問をお寄せください。
検索からも自分の好きなメニューをさがしてみることもおススメです。好きこそものの上手なれです
単純な調理ほど
真価が問われる
単純でカンタンな料理ほど、仕上がりが繊細
。人によって味が大きく変わります。これはホントに面白い
キッチンスタジオに入ると、師匠(小林カツ代)はまず、その人をそれぞれチエックするのがおにぎりとほうれん草のおひたし、味噌汁など
。この3つは師匠の合格が出るまで、スタッフ全員相当な時間を要することが多いのです
まかないは必ずといって、何かのおひたしを作るのですが、食べ終わった後の師匠の『今日のご飯誰炊いたん?今日のほうれん草はだれがゆでた?』楽しい昼ご飯ではあるのですが、最後のそれは毎回みんな緊張です
あ、その料理知ってる・・・ではなく、もう一度、作り方をご自分でチェックしてみて下さい
八百屋さんや魚さんのおじさんは街のプロフェッショナル、かなりのことを知っています
。そんな人からもお知恵拝借するもの、私たちの糧になっています
。どうぞ、みなさんもしてみてください。
まさしく、料理は初心忘れべからす・・・・です
■ほうれん草のおひたしのコツ
炒め物の極意は
炒め物は手軽な調理法です。しょっちゅう作る!という人は、フライパンの他に中華鍋はかなりオススメです
ボウルみたいに丸くなっていて、いわゆる鍋がえしによって、素材を壊すことなく食材が大きく返しやすいので、短時間で火周りの効率がいいので、プロ級の炒め物が食べられます
時には料理人の腕+道具が必要な場合も、あります
。ことに短時間、強火が条件の炒め物には鉄製の大きめのフライパンか中華鍋でつくることがベスト
そしてあらかじめ下準備をパーフェクトにして火と向き合ったら、手早く短時間で調理していくことが身上です
家庭を持つと
懐かしいおかず
いつでも食べることができた、お父さん・お母さん・おばあちゃんの味
。家にいたときは、あたり前の普通のおかず
。独り立ちして、家庭をもち、年月を重ねると、ふと懐かしくなるおかずのあれこれ
舌の記憶と匂いの記憶というのは、ほんとうに一生、忘れることはないのだと思います
。ことにおばあちゃんの味というのは、おばあちゃんが現役台所人のうちに作り方を聞いておかないと・・・いや、できたら、一緒に作っておかないと
微妙な匙加減を(これが知恵とコツ)知っておきたいものです。
そんなところに立ち返るのにも、この4月!やる気のでる季節
。ここのところ連絡してないない、懐かしい味の持ち主に連絡
を取ってみませんか?
そして、あなたの味も磨いてみて下さい
。煮魚などは、簡単な料理のひとつですがコツは満載です。
毎日だから、
おいしく炊きたい
日本人のほとんどは、このお米のお世話になっています
。相撲や柔道が国技なら、このご飯を炊くということも料理界の国技かも
同じ米、同じ水、同じ条件で炊いても人に寄って、炊き具合がまったく異なる不思議の一つがお米。そして、毎日同じ人が炊いても、味がかわるのが“料理は面白いな”と思うことでもあります
ただし無洗米は別で、これはさほど、差は出ません
。ふつうのお米は洗う…ほんとは研ぐという言葉を使いたいのですが、この研ぐ、水を変える。浸水時間の塩梅・蒸らす、混ぜる。
いま、ご飯を自分の火加減で炊きたいという人も多くて、鍋炊きの人はそこまでコツ満載なわけです
美味しい米を選ぶ前に、ご飯が炊き上がるまでのいくつかのプロセスをみなおすと、実に興味深いのです
。ことに、あの人が炊いた時のご飯は美味しいという人が、きっとあなたの身近にいると思います
できたら、傍でその人のご飯を炊く様子を見せてもらえると、一番いいのではないかと思います。レシピの中の作り方もできるだけコツは書きますが、なんといっても、目で見ることは大事です
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■おにぎりのコツ[1]
■おにぎりのコツ[2]
■おにぎりのコツ[3]
だし汁ってなあに?
みそ汁はだれでも、それなりに美味しく作れますが、これはすごい
と思うみそ汁に出会う時があります。
ひと口飲んだ時の汁の味・味噌の香りを最大限に生かすには、だしをきちんと取ることから始まります
忙しいときは顆粒などのだしの素でも仕方ないと思いますが、たまには昆布や鰹節できちんとだしを取って作ると、そのとぎ澄まされたみそ汁の味に、しみじみ日本人でよかった
と、長年台所にたつ私たちも思うことがあります。
ことに、前日飲みすぎちゃったなんて午前さまの旦那様に、翌朝だしの効いたみそ汁を出してみて下さい
。生き返る味がします
たった、一杯のみそ汁が今日の明日の活力になる力
を持つのが、家ご飯(いえごはん)なのではないかと、おもうのです
。だしの取り方は知恵袋にもありますので、合わせてご覧ください
■だしのこと[1]
■だしのこと[2]
■だしのこと[3]