コラム・竹の子
竹の子は初物は早くて1月に出てきて、2月3月と徐々に出てきて、4月が一番の盛り
一番よく見かけるのが孟宗竹で、太くてずんぐりむっくりしたもの。穂先がわずかに見えたところで掘り起こします。その後、4月の終わりから5月になると、淡竹(はちく)といって、細長いものが出てきます。やわらかだけど、食感が独特です
できたら、採れたその日に茹でてしまうのが、アクもえぐみも少ないのです。時間をおうごとに、どんどん、えぐくなりますので、買ってきたその日に茹でてしまうのがベスト。どんな新鮮な竹の子も最低1時間は茹で、しっかり水にさらすのがコツともいえます
忙しい現代には、新竹の子を料理するのは難しいのかもしれません。たまには自分でやってみようと、時間を作ることができれば、旬の味わいをぜひ楽しんでほしい
とても無理・・・ということであれば、八百屋さんがお店で茹でてくれるケースもあるので、『茹でたのある?』と聞いてみてください。買ってきた竹の子はザブザブ洗い、使うまでたっぷりの水につけておきます
自分で茹でるに越したことはありませんが、買ってきた竹の子でも、新ゆで竹の子なら、その味わいは十分楽しめます