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キーワード1:スパイシー
体を中から温め、内臓の新陳代謝を高めるスパイスを大いに活用。いきいきとした表情、きびきびとしたふるまいは、体内がきちんと燃えてこそ
■豆乳チャイ
おなじみチャイを豆乳で。豆乳は、肌を潤し通便にも力を発揮、
良質なたんぱく質、豊富なビタミンで美肌効果も期待できます。
芳香性の高いクローブとカルダモンは香辛料として知られていますが、優れた効果のある中薬としても重宝されています。
体を温め、気の巡りをよくするほか、冷えからくる胃やお腹の痛みをやわらげ、胃腸の消化機能を高めます。
ちなみにインドでは、カルダモン粒を噛んで気になる口臭を消すのにも利用されています
■水正果(スジョングヮ)
韓国の伝統茶。体を温める作用のあるシナモンと生姜をじっくり煮出し、風邪予防や二日酔い、咳止めに効果があると言われる干し柿を加えます
韓国では、寒い冬に冷えたスジョングヮを飲むようですが、ホットでも美味しくいただけます。
本当は干し柿を丸ごと加え、ひと晩おいてやわらかくなったところをスプーンでほぐしながら飲むのですが、今回は作ってすぐに楽しめるようにアレンジ。懐かしいニッキ味が体にすうっと沁みていくのを実感してください
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キーワード2:リラックス
世の男性の多くが女性に求めていると言われる“癒し”
この言葉を聞くたび、“私自身が癒されてなきゃ無理”といつも思います。疲れているな、イライラしているな、と自覚したら、まずは一服のお茶
ゆるりと気分をほぐすお茶、ぐっと体内にエネルギーをくれるお茶。
穏やかな笑顔でいられるのは、心と体がリラックスした状態であってこそ、ですものね
■柚子ジャスミン茶
優雅な香りで人を魅了するジャスミンの花。薬膳では、“茉莉花”
と呼ばれ、気の巡りをよくし、沈みがちな状態をふんわり解き放つ作用があると言われます
柚子などの柑橘類にも気の流れを順調にし、胃など臓腑の働きを改善する効果が。ダブル使いで、リラックス効果も倍増
■胡桃黒糖茶
胡桃のお茶?と驚かれるかもしれません。そう、胡桃を水でコトコト煮ると、水が淡い胡桃色に変わり、何とも不思議
良質な脂質が含まれる胡桃は、薬膳では“胡桃肉”と呼び、弱り気味の体に元気をくれる頼もしい食薬として愛されています
腰痛や下半身の疲れを感じるとき、このお茶のほっこりとした深みのある味がとても美味しく思えるはずです