白きくらげ
日本では、野菜炒めなどにちょこっと入っている黒きくらげ
のほうがなじみがありますが、中国では、白きくらげは「銀耳」と書き、古くから不老長寿の秘薬
として大切に食されています
実際、ビタミンD、カルシウム、鉄分、食物繊維も豊富
で、免疫機能増強作用があるとの報告もあり、老化防止、美肌
にも効果がありそうです。
ほかにも、肺を潤し、咳や、のどの痛み、更年期障害のほてりなどの解消にも役立つ
と言われるので、秋
にはぴったりの食材です。中国産は日本でも入手がむずかしくありません
日本産は、なかなか見つからなかったのですが、今回、幸いにも大分県大山町木の花ガルテンにて購入
することができました。
担当者の藤原さんのお話。「どうやって食べるのかを知らない人が多くて、なかなか消費に結びつかない
。デザート
にすると美味しいんだけど。いつまで作り続けられるかなぁ・・・
」来年夏の収穫期にはまた店頭に並ぶ予定、とおっしゃっていました
そうです
乾燥白きくらげはデザートにすると本当においしい
。香港などでは、蓮の実や百合根、杏仁、りんごや梨などと一緒にあっさりと煮て、白きくらげのコリコリとした食感
を楽しむデザートをよく見かけます。
地元の、美容
にうるさい女子たちにとって、白きくらげは欠かせぬ存在
。美肌の最強アイテムであるツバメの巣は高価
すぎて毎日は無理
なので、代わりに白きくらげをとろとろになるまで煮て、冷蔵庫に常備し
、スプーンですくって食べる人もいるようです。日本女性も負けてはいられませんね
ツバメの巣もどき
白きくらげのデザート
乾燥白きくらげ10~20gを水に30分~1時間ほど浸す。水を含んでやわらかくなったら、軸の硬いところは取り除き、手で小房に分ける。
たっぷりの水(白きくらげの量の約8倍)で2時間くらい弱火でコトコト煮る。
白きくらげがとろりと糸をひくくらいになったら、氷砂糖を好みで加えて煮溶かす。
梨のシロップ漬けなどにかけて食べるのが秋のおすすめ。のどにもお肌にもとっーてもよさそうなデザートになりますよ
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