“麺”は中国語では「小麦粉」で作るものの総称。香ばしく煎った全粒粉や小麦粉に、ピーナツ、松の実、くるみ、黒胡麻、干し葡萄など、体に元気をくれる種実を加えて作る“五香麺茶粉”。
これをお湯で溶かして飲むのが“五香麺茶”です
さまざまな効能をもつ素材を一緒に入れることで、気・血・津液(体に必要な水分)を補い、五臓や胃腸に作用して機能を高めると言われ、体力維持や老化予防にはもってこい
中国や台湾では日常的に飲まれ、“麺茶粉”は、スーパーマーケットなどで袋入りで売られています。
日本人にとってもどこか懐かしい味。とろみがあるので、スプーンで食べるように飲みます
熱々を飲むと、お腹が温まります。冬の夜、小腹がすいたときの飲み物としてもおすすめです
【五香麺茶の作り方】
<材料>(4人分)
落花生(できれば皮つき):大さじ2
松の実:大さじ1
くるみ:10粒
黒胡麻(すり胡麻でもよい):大さじ1
干し葡萄:大さじ1
全粒粉(なければ小麦粉):山盛り大さじ5
湯:適量
<作り方>
.落花生、松の実、胡桃、黒胡麻はフライパンで香りが出るまで煎る。干し葡萄は包丁でみじん切りにする。
.の材料をミルミキサーで摺り混ぜボウルに入れる。(ミルがない場合は、包丁で粗いみじん切りにしてから摺り鉢で摺る。擂り鉢もなければ、頑張って包丁でできるだけ細かくする)
.全粒粉をフライパンに入れ、弱火でせっせと炒める。色が変わり、まんべんなく火が通ったら、に加えてよく混ぜ合わせる。(麺茶粉のできあがり!)
.の麺茶粉を適量取って小鍋に入れ、湯を少量加えてよく混ぜる。弱火にかけ、湯を少しずつ注ぎながら溶き混ぜ、とろみがついたら火を止める。
.好みで砂糖や塩を加えて器に移し、アツアツを飲む。
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