いわゆる団塊の世代の人々。現役で仕事真っ最中の人もいれば悠々自適に趣味などに没頭している方々もいる。競争競争できたという世代はなかなかしぶといところもある。
ただ同窓会では同級生が病気療養中だ、または天国に先立たれた思いなど、現実にぶつかっているようだ。また、クラスのマドンナの変貌を直視した時「まあ、これが人生だね」なんて勝手なことをのたまうのである。
さて、いよいよ卒業の春。いまや、卒業ソングというと「仰げば尊し」というより「TOMORROW」 岡本真夜 、「空も飛べるはず」 スピッツ「マイ フレンド 」ZARD、「贈る言葉」援隊などなど浮かんでくるが荒井由実の「卒業写真」をカラオケで歌うと団塊世代はたいがいが「そうだよなあ」という表情をする。
その懐古の表情は皆、少年時代に戻っている。詰襟の学生服だった人は「第二ボタン」を 心をよせる人に渡した日のことなど思い出したりしているのか。
あの日の想い出からは決して「卒業」出来ない自分を発見するのだ。いずれにしても卒業の季節は甘酸っぱい。
あられちらしはいかが?
KSこいち