気ぜわしい季節、あっという間に駆け抜け3月に突入。ご飯を作る時間がない〜っと、帰宅途中でデパ地下に寄って並ぶ時間で作れるもの満載です。短時間でも家で作ることのいいことは、味噌汁ひとつとっても家中がお腹がぐぐぐ〜っとなるほど、美味しいそうな匂いに包まれることなんです。

5〜10分

5分で出来ること、10分で出来ることを常日頃把握しておくと便利です。5分という時間は、生の肉や魚だと中まで火を通すことは不可能。でも、加工品や挽き肉を炒める、卵なら5分あれば火が通る料理はある。
そして10分という時間は、肉や魚に火が通る時間の最低時間が10分です。そんな風に自分の中で時間の管理をしておくと、快適にキッチン生活が出来るというわけです。5分しかないというより、5分もあるという感覚が身についたらそれは大成功。

10〜15分

10〜15分あると、下ごしらえに5分もかけられる料理がいっぱい。逆に火を通し過ぎると美味しくなくなる食材だっていっぱいあるんです。
それを逆手にとると良いこともあります。えび、イカ、たこ、あさり、シジミといったものは、火を通し過ぎると固くなって美味しくなくなるのです。炒め始めたら5分で済ませた方がいい。炒め物などを作るならば、5分下ごしらえに時間をかけ、ついでに汁物もできちゃう。。。という早業構成で主菜、副菜も可能になります。

15〜20分

NHKでやっていた20分で晩ご飯という番組を覚えていますでしょうか?あれは小林カツ代がスタートを切り、2〜3点の献立を作りました。コンロが2〜3つあれば、それは道具勝ちということで可能なことが沢山出てきます。
20分の持ち時間ですと、揚げ物や付け合わせも豊富なメニューがそろいます。2〜3種作る場合は何を一番先にしたらいいか、時間のある時に段取りを組み立てる癖をつけておくといざという時に便利なもの。時間の管理術の上手な人は、料理上手ともいえるかもしれませんよ・・・。

20〜25分

20〜25分あると、煮込んで味をしっかり作りだす事が出来るんです。それが、ケチャップ炒めだったり、煮込みバーグだったり。単純な料理に一工夫でき、時短とはいえ豊かなものがプラスされて幸せ感が加算されます。
また、慌てず一皿ドーンというものでなく、ひとりひとり丁寧に盛り付けもできるというもの。焼いている間、煮ている間にお浸しも煮ものも、余裕で出来ちゃうというのがこの時間。忙しい時は手の込んだものを3つ作ろうなんておもわず、1つだけ丁寧に。あとはパパッとできちゃう、単純なものでいいんです。

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