夏バテしない食生活

ここのところの日本の夏は最高気温を各地でマークし続けています。昔の知恵だけは厳しくなっているかもしれません。また、どんなにいい、食事をとっていても、睡眠が十分なことや、不規則なスケジュールもバランスを崩します。

各マスコミは、水分を水分を!喉が渇くまえに口にしてください・・・と忠告をしていますが、ごくごく飲む水分には、消化する限界もあるような気がします。

朝コップ1杯の水分をとっても、夜中の間に、コップ2杯以上の水分が失われていたまま、たとえばメロンパンに牛乳みたいな朝ご飯で出掛けたらどうなると思いますか?

パンには水分がありません。炎天下の中外に飛び出して、スーツ姿で昼まであるいたら、間違いなく体にダメージがくることは、もう、見えています。牛乳は(アルコールも)水分ではありません。また、水分といっても汗で失われた水分は、単純に水では吸収しにくいことも分かっています。

ここを朝の食事で、水分の多い食材でカバーしてやることが、とても大事です。同じように湿度と気温の高い香港や上海で、たっぷりのスープとしっかり目の塩味のついた朝粥をたべるのも、かなり理にかなっています。

日本の夏の食材は、大地の恵みといえ、もともと水分の多い野菜がほとんどです。連日昔から、最高気温をマークする場所は以外に都会ではありません。でも、猛暑の中、農作業中に熱中症で搬送された話を、あまり聞かないのはどうしてでしょう。

彼らは、農作業に出る前に、水分の多い野菜、そしてみそ汁の、日本の定番の朝ご飯を食べて、畑に出るのではないでしょうか?その朝ご飯を数週間、ご一緒したことがありますが、かなり皆さんしっかり食べて、畑に出ます。

この時期、レタス、トマト、なす、きゅうり、モロヘイヤ・・・・などなど。夕顔や冬瓜の味噌汁も、よく出てきました。朝から、精進揚げもでてきました。そこに加えて卵焼きや、魚の塩焼き。 この夏野菜がキーワードではないかと、思うのです。そのまま食べるより、上手に塩分を取って、外に出て下さい。夜、失われた水分も食べ物から、ゆっくり無理なく、体に保湿されるといいです。

食欲がなければ、みそ汁だけでも、飲んでくださいね。また、お腹を壊しやすいのも、夏場です。もし、お腹の調子がわるければ、いつもより、水分が必要だということも記憶してください。

お粥は消化にいいという理由もあるでしょうが、粥を煮る水分量で体に旨く水分を取り込むことができます。よく、体にわるいといって、粥に塩を入れない方がいますが、とくに食事制限のある人以外は、お粥に塩を入れることを忘れないでくださいネ。

また、海やプールでかえってきた子ども達のおやつには、スナック菓子やケーキより、まずはみそ汁と塩むすびなんかは、ベストチョイス。おとなもそうです、ビーチでひやけしたあと、もりあがってビールをグイ〜ッは、どうかやめて下さい。その日はなんとかなっても、そのあとからあは悲鳴をあげます。

身近にある旬をぐぐっと、自分の生活にとりよせ、その日の天候とにらめっこして、上手に食生活を取り入れてみてください。ひょっとしたら、昨年より、楽な夏になるかもしれません。くれずれも、十分な睡眠もこころがけてくださいね。食べるものだけでは、とても追いつかないのが過酷な日本の夏なのです。

猛暑・食生活の基本
自然の水分・程よい塩分・上質な睡眠

水分補給の野菜レシピ

味噌汁のススメ

夏心地いいレシピ

男のスタミナ
スタミナ源を巧みに燃やす事で、夏に打ち勝つ持続的エネルギーを生み出す

にんにくにら

納豆・おくら・山芋

いかたこ

女の情熱
心と体を調えてこそキラリと湧き出るパッション。暑さに負けない健康美=女のスタミナ!なのです。

お腹元気に

冷え過ぎ注意

体力補強

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