料理というのは自分の好きな料理からはじめると、苦なく作ることが出来たりします。つくったことないなぁというレシピでも、食べたいという気持ちで、作れます。難しい事は絶対ありません。基本は・・大事なことですが、食べたいものを作りたいという情熱が美味しくしてくれることがなにより“重要”。
料理というのは、よっぽど難しいものでなければ、どの料理もそれぞれのプロセスに基本が盛り込まれています。献立をパーフェクトにしていくことはあとまわしでかまいません。
まずは自分が食べたいものを、とりあえずは“一品!”作ってみて下さい。ものごとは積み重ね、帰ってきて、キッチンにすぐに入ることは面倒かもしれませんが、1つチャレンジして、美味しいと感じれば、身体も喜びますし、絶対作ってよかったと思えます。
ほんの少しの時間を、自分の胃袋の幸福の為に使ってみません?帰宅後、疲れていても、サササッとちょっとの時間で、美味しいもん作って食べて、自分を労わるって、そういうこともありですよね。
いかにして、いろんな野菜を日々食べる事ができるのか。これは、健康でいるための一つのキーワードになります。バタバタ生活が始まると、はて、今日は野菜食べたかしら。そんな日には、やる気満々で、今夜は野菜を食べるぞ!と、一日の不足を夜もしくは、翌朝の内に解消して下さい。
いやいや、そんな暇ないわ、と言う人は、休日、日頃の野菜不足を一週間単位でも振り返って!野菜食べたっけな?と、たっぷり作って、朝昼晩たべてもけっこう(笑)
野菜をしっかり食べて、元気にそなえましょう。ただし、何日も野菜食べてない・・・それはご法度です。一日のどこかで、お野菜を体にチャージさせてあげてください。
・・・・ここから始まります。ご飯さえあれば、なんとかなるです。なにがって、極端な例をあげれば、塩さえあれば、塩むすび。これの絶品ぶりは、どんな豪華なごちそうにも代えがたい時があります。
近頃、低炭水化物ダイエットが流行っていますが、主食なしには、力が出ません。また、最近の情報では、ダイエットの早道ですが、コレストロール値があがるなどの指摘もされているようですので、ご飯をわざわざ敵に回す必要はないかと思います。
そもそも、お米は日本の宝、長寿国の主食をなくすことは、日本の食文化の継承をなくすことと、同じ。お米に愛情を持ち続けましょうよ。それに、ごはんさえあれば、塩むすびだけじゃなくて、少し手を加えて、レパートリーはどんどん広がりますよ。
・・・・そうはいっても、ごはんは、それなりに炊き上がるのに時間がかかります。腹ペコで帰宅して、おかずは10分で出来ても、ごはん待ちは、それなりにつら〜いっ。そこで提案、ほかほかご飯は朝晩食べたいけれど、朝に一日分を、まとめ炊きするのは、どうかしら。
これは江戸時代のやり方ですが、これが案外便利です。雑学ですが御飯(ごはん)という言葉、昔は朝炊いて、一番最初の一膳を神棚に。つまり朝炊いた米のことを【御飯】といい、それ以外は、【めし】と言ったそうです。
さて、話を戻します。朝、一日食べる量を炊いて、朝食べてもいいし、夜食べる分なら、この季節、わざわざ冷凍する必要も手間もいりません。レンジにしても、蒸し器で温めるにしても、凍っていないのですぐにホカホカになります。
また、朝炊いたご飯を、昼ご飯や軽食に1〜2個おむすびを、会社や学校に持っていく。新生活はお弁当を作るまで、余裕はないけれど、おむすび1〜2個なら、いけそうでしょ?お腹が空いたら、パクリ。
春の学食や社食は、意外にも並ぶんですよ、これ、案外めげます。ことに新人さんの場合には、時間が厳しく、食べる時間がなかったなんてことも良く聞きます。
営業職に就いた新人さん、公園でおむすびパクリ。これね、意外と力になりますから。一日持って歩いちゃったなんてときは、帰宅して夜、オーブントースターで海苔ごと焼いてもいいし、そのまま温めて食べてもいいのです。朝、一度に御飯を炊いてしまう・・・は意外と節電にもなるんです。