お正月の縁起食
毎年の事ながら、一年はあっという間。あっという間の繰り返しで、年をとったり、何かを積み重ねたり、笑ったり怒ったり泣いたり、、、山あり谷あり。
お正月は、そんな暮らしを一旦リセットして心機一転、また1日1日を過ごしていくスタートです。明るい一年を願って、美味しい思いをしつつ、しっかり縁起を担ぎましょ。
三段重編
基本のおせち
おせちは暦の上での変わり目の節である節句を指し、豊作を祈って神様にお供えすると共に食したことが始まりといわれています。今ではお正月の料理のみを指す言葉になりました。
おせち料理は買う物になりつつあって、それもお正月の楽しみになればいいと思います。ただ、家庭の味がちゃんとするおせちは、どこにも売ってない特別な味です。
一の重
『一の重には、数の子や田作りなどの祝い肴、きんとんや伊達巻などの甘味を詰めます。』
二の重
『二の重には、肉料理、海老やぶりなどの魚介、揚げ物、酢の物を詰めます。』
三の重
『三の重には、煮〆や筑前煮など、煮物を詰めます。』
仕込みカレンダー
おせち料理は4、5日前から少しずつ取りかかるのがベストです。一気に仕上げよう!なんて考えはおよしなすって。段取りとしては、仕上がるまでに時間のかかるもの、日持ちするもの、寝かせて美味しくなるもの、まずはそんなところから手をつけていきましょう。
12月27日
・黒豆を漬け汁につける。
・金柑を水につける。
12月28日
・黒豆と金柑を煮はじめましょう。途中、何回火を止めても大丈夫。
金柑は出来上がったら冷まして冷蔵庫へ。
12月29日
・たたきごぼう
・田作り
・栗きんとん
・昆布巻き(翌日仕上げるつもりで)
12月30日
・八幡巻き
・伊達巻き
・黒豆の仕上げ
・昆布巻きの仕上げ
・数の子の塩抜き
12月31日
・数の子仕上げ
・紅白なます
・煮〆
変わり種のお雑煮
それぞれ家庭の味があるのがお雑煮。2日目、3日目に気分転換したい時、こんなお雑煮はいかが?塩、醤油、味噌ベースからチョイス。
お正月の前夜祭
大晦日の夜
お正月の前夜祭なので『ハレの食事』を頂きます。年取り魚といって鰤や鮭などを食べるならわしもあります。
みんなでご馳走
離れて暮らす家族が帰ってきた時には、あったかい鍋や馴染みのご馳走を食べさせたい。
年越し蕎麦
細く長く伸びる蕎麦に寿命や幸福が長く続く様に。またその反対に蕎麦が切れやすい事から、一年の災厄を断ち切る。葱をたっぷり入れて一年の労をねぎらう。などと、かけたり。昔、金銀細師が散らばった金粉を集めるのに蕎麦の団子を使った事から、蕎麦は金運を上げる縁起物、とも考えられていました。
縁起オンパレードでパワーが集まるお正月。縁起物のいわれは古くから受け継がれてきたわけですが、先人の洒落っ気や、今の駄洒落に近い遊び心をちらほら感じます。
さて、また新たな年の始まり始まり。
ごはんが美味しい毎日になります様に。