朝起きると、きのうの暖かさとうって変わって、冷たい朝。
きょうは野菜の勉強会(八百屋塾っていいます)は畑実践編。江戸東京野菜の畑でその野菜の説明を伺い、収穫。
私も練馬区に住んでいたことがありましたが、練馬大根を引っこ抜くのは初めてです。なんでも、練馬大根はいったんは衰退したのですが、1987年に練馬に練馬大根がないとは・・・そんなこんなで復活した野菜です。
青首大根にとって代わられてしまいましたが、実は味が全く違います。ほど良く繊維もある練馬大根は苦味・辛味・甘みのバランスが良く、大根おろしにしても、存在感があります。沢庵はなんといっても練馬大根が美味しく作れるんだよとは、八百屋さんでアルバイトをしていた夫の主張。(練馬人でもあります)
さて、収穫した野菜は、シントリ菜・ごせき晩成小松菜・三河島菜・馬込三寸人参・滝野川大長人参、そして練馬大根。この練馬大根が曲者でして、農家さんの指導者ワタドさんが、葉は持たず、胴体をもって、まっすぐ上に腰を落として抜いてください。とのこと。
この勉強会は八百屋さんや野菜の市場の人たちがメインの会なので、みなさん野菜は扱いなれているはずのに、モノの数秒で途中でポッキリ折れたり…苦笑・・・私も青首は沢山収穫したことがあるのですが練馬はとにかく初めて。
想像の数倍、抜けないことに驚き、かといって折れた人のを、目の当たりにみてしまうと、そのがっかりしようったら!!それは避けたいと、抜けない部分は手でほじほじと土をかき分け、ご指導どうりまっすぐ引っ張り、5分もかかったでしょうか。ようやく抜けました〜!
練馬大根は慣れた農家さんでも抜きにくくて、大変な大根だそうです。赤ちゃんを扱うように引っこ抜いた練馬大根、どこかであったら是非、食べてみて下さい。
KSホンダ