最低限これだけは知っておきたい

カツ代流しあわせごはん 料理って食べるのも、作るのも本当に楽しい〜♪ カツ代流しあわせごはん 料理って食べるのも、作るのも本当に楽しい〜♪

「おいしい」「料理上手」への近道に|ふ〜ん、そうなのか〜とごく普通にうなずいているうちに、誰も気づかなかったコツが自然と頭に入っていくんです。 「おいしい」「料理上手」への近道に|ふ〜ん、そうなのか〜とごく普通にうなずいているうちに、誰も気づかなかったコツが自然と頭に入っていくんです。

はじめはひとつ、ふたつ。うまくいったらまたひとつと、
レパートリーを広げていってくださいね。

まずは、知ってほしいお料理の基礎道具・調味料・切り方・計り方の4つと
2つの心得をおさらいしてみましょう。

これだけは知っておきたい

  • 道具を揃える
  • 調味料を揃える
  • 計り方を覚える
  • 切り方を覚える
  • 清潔と安全の心得

道具を揃える

まずはこれを揃えましょう。料理が上達するにつれて、
チャレンジする料理によって必要なものがわかります。
その都度買い足していきましょう。

はじめにそろえたい道具
(とりあえずこれだけあれば)

  • 片手鍋(直径15cm程) 茹でたり、煮たりとすごく便利。
    深さのあるものを選んで
  • 両手深鍋(直径18cm程) 煮込み用ホーロー鍋
  • フライパン(直径24〜26cm程) 樹脂加工は焦げつかなくて便利だけど、
    やっぱり鉄がおすすめ
  • 包丁とまな板 包丁の切れ味で味がかわります。
    5,000円以上のものを。
    まずは木製のまな板が1枚ほしい
  • ボウル大・中 ステンレス製の深めのものが
    使いやすい
  • ザル ザル ステンレス製。
    底に足があると水が切りやすい

さらに、あった方が便利な道具

はじめにそろえたい道具(とりあえずこれだけあれば)

さらに、あった方が便利な道具

調味料を揃える

何でもとにかく一番小さいサイズのものを買いましょう。
どんな安売りしてても大きいものは買わない。
日がたてば、悪くならないまでも味が落ちますから。

はじめにそろえたい調味料
(とりあえずこれだけあれば)

  • しょうゆ まずは卓上の醤油びんから。
    「こいくち」と「うすくち」の
    2種があれば万全
  • 塩 食卓塩は×。
    味の尖ってない粗塩が
    おすすめ
  • 砂糖 いわゆる上白糖が
    あればよし
  • 酢 米酢がオールマイティ
    に使える
  • みりん 「みりん風」ではなく、
    「本みりん」を
  • 酒 「料理酒」より
    「日本酒」を選んで
  • 油 標準的なサラダ油と
    ごま油は必須
  • ケチャップ・マヨネーズ お好みのものを最小サイズで
  • ソース 好みで「ウスター」か
    「中濃ソース」を
  • 味噌 甘口、辛口、好みの
    ものを少量で。
    できるだけ添加物の
    少ないものを

はじめにそろえたい調味料(とりあえずこれだけあれば)

計り方を覚える

「調味料」の量も材料と同様身につけば、味が一定になり、
おいしさが安定します。初めての料理は分量を必ずはかること!
ベストの味を正確に知ることが上達への近道です。

「計る」に必要な道具は?

「計る」に必要な道具は?

「計る」に必要な道具は?

「大さじ1」って何g?

「大さじ1」って何g?

「大さじ1」って何g?

「すりきり」って何?

「すりきり」って何?

「すりきり」って何?

「ひとつまみ、少々」ってどのくらい?

「ひとつまみ、少々」ってどのくらい?

「ひとつまみ、少々」ってどのくらい?

「計量スプーン」はどう見れば良いの?

「計量スプーン」はどう見れば良いの?

「計量スプーン」はどう見れば良いの?

切り方を覚える

美味しさを左右するポイントは味付けのみではなく、
材料の切り方がとても重要です。
「ひと口大」と書いてあるのに、1cm角に切ってしまうと、
火が通り過ぎたり、味が染みて濃くなってしまいます。
レシピ通りに材料を切ることは、味の土台をつくることにつながります。

「野菜の繊維」について

切る時の繊維の方向によって、食感が大きくかわってきます。 切る時の繊維の方向によって、食感が大きくかわってきます。

繊維の方向
繊維に沿って切る
水気が出にくい切り方で、
歯ざわりを残したいときに
シャキシャキさせたいキンピラやサラダなどに シャキシャキさせたいキンピラやサラダなどに
繊維を断つように切る
水気が出やすい切り方で、
歯ざわりが優しく、しっとりする
大根サラダをやわらかく食べたいとき、きゅうりの塩もみなど 大根サラダをやわらかく食べたいとき、きゅうりの塩もみなど
細切りと千切り 細切りと千切り
この2つの違いは「切る幅の違い」です。細切りよりも千切りの方が細い切り方です。
みじん切り みじん切り
目安は3mm角。ひたすら、細かく刻んだものをみじん切りといいます。
切れない包丁ですると、綺麗に出来ないし、余分な力がかかって疲れてしまいます。
ひと口大と乱切り ひと口大と乱切り
  • ひと口大 ひと口大 ひと口でパクッと入って、
    食べやすい大きさです。
    大体2〜3cmくらいの大きさ。
  • 乱切り 乱切り 材料をまわしながら、
    面が多くなるように切ります。
短冊切りと拍子木切り 短冊切りと拍子木切り
  • 短冊切り 短冊切り 短冊の形からきた切り方で、細長く、
    薄めに切ることです。
    大体、幅1〜2cm、長さ4〜5cmくらい。
  • 拍子木切り 拍子木切り 「火の用心」のカチッカチッという
    拍子木の形からきたもので、大体、
    幅と厚さが1cm、長さ4〜5cmくらい。
輪切り 輪切り
切り口が「輪」になるように切ります。
半月切り 半月切り
輪切りの円形のものを半分の半円に切ります。
いちょう切り いちょう切り
半月切りのさらに半分、1/4円に切ります。
小口切り 小口切り
主にネギ類に使います。
ネギの繊維を断ち切るように、
端から細かく刻んでいくことです。
「小さい口」という意味。
ぶつ切り ぶつ切り
5〜6cm間隔で、
ぶつぶつと大きく切ることです。
ななめ切り ななめ切り
斜めに細長く切っていくことです。
幅は料理に合わせて変えます。

清潔と安全の心得

せっかく作ったお料理、みんなにおいしく食べてもらい、
健康に健やかに活動または成長してもらいたいと想う気持ちが大切です。
必ず習慣づけたい大事なことですね。

常に清潔であることを意識しましょう!

清潔を怠ると、食あたり・食中毒の危険性が増します。

清潔を怠ると、食あたり・食中毒の危険性が増します。

お料理をする時は、まずは必ず無香料の石けんで洗いましょう。薬用せっけんで、ツメブラシを使うとより一層よいです。
お湯で手を洗うとき、あまり温度が高いと手が荒れやすくなりますので気を付けて。
そして、エプロンをつけたままトイレに行かないこと!誰も見ていなくても、はずす習慣を。・・・説明は不要ですよね。特に衛生には気をつけましょう。

安全に気をつける

キチンはやけどや切り傷などの事故が多い場所。常に安全を意識しましょう!

キチンはやけどや切り傷などの事故が多い場所。常に安全を意識しましょう!

どんな弱火でもお台所を離れる時は、必ずコンロの火を消しましょう。家の中にいても、火が目に届かないときは、火を止めるほうがいいです。人間はものを忘れる生き物。習慣が何より大切です。
火がついていることをうっかり忘れたときの、「大惨事」想像できますよね。また、危険な包丁。キッチンやまな板などから、包丁がはみ出さないように置きましょう。まな板の下には、絞ったふきんや市販のすべり止めをしきましょう。ケガをしてからでは遅いのです。ちょっとしたはずみで調理台から足もとに落ちたら危険ですから、必ず週間づけたい大事なことです。

また、意外とうっかりしがちな、鍋の置き方。火のそばを離れる時、コンロの上に置いた片手鍋やフライパンの取っ手を横向きにする習慣をつけましょう。体が取っ手にぶつかったりして鍋を落とす危険が!手で持っている時以外は、横向きにしましょう。