青菜の季節到来!

冬は青菜が甘くて、ほんとに美味しい。気温が下がればほうれん草、小松菜など、葉も柔らかく、火を通すと甘くなるんです。毎日の食卓に忘れずに添えてくださいね。

冬の代表選手はほうれん草

ほうれん草は基本茹でた後は冷たい水にさらします。さらすことでアクを抜いて美味しく食べられます。まずはトップの茹で方をご覧下さいね。
     

『ほうれん草の話・・・』
青菜といえばほうれん草が冬の代表選手。ほうれん草は茹でたあと、たっぷりの水にさらしてアクを抜き、しっかり水気を絞って使うと本当に美味しく食べられます。ほうれん草の栄養成分、機能成分には、目の老化を防ぎ、視力の低下を抑えるといわれています。機能性成分の含量は部位で異なります。ビタミン類は葉で増加、糖類は茎と根に多少の差がありますが、多く含まれます。



すっかりお馴染みみ小松菜

小松菜は奈良時代から平安時代に日本に渡り、鎌倉時代に東京の江戸川地区に伝わりました。当時の名称は「茎立菜」。中国原産のカブで葉は丸くなかっと記録にのこってるそうです。江戸時代中期には「葛西菜」と呼ばれています。1719年に8代将軍徳川吉宗が名付けたという説があり、鷹狩りの際に寄った神社が小松川周辺だったので「小松菜とするがよい」と言ったと言われています。なんか夢がある野菜です。
     

『小松菜のこと・・・』
小松菜にはカルシウムが1株に牛乳1杯分くらい、ほうれん草の3?5倍含まれるほか、カリウム、鉄、β-カロテン、ビタミンCも豊富です。カリウムには、体内の水分調整、浸透圧調整を行うはたらきがあります。カルシウムは、骨や歯を作り、丈夫にします。鉄はほうれん草もですが、貧血の予防や、美肌効果も期待できるといわれているそうですよ。β-カロテンとビタミンCは抗酸化作用があり、活性酸素を消去するといわれています。ビタミンCには鉄の吸収を促す作用もあります。


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