保温性が高いということは、熱々を入れてから、食べるまでの間に調理変化がおきるということ。お昼に食べるときに、ちょうどいい味に仕上げるのには、そのあたりを計算して作ります。
味は、運んでいる数時間の間に、しみこんでいきますから、詰めるときに味がしみ込んでなくてもいいのです。
もう少し煮込もうかしら、あと少しくらい煮た方がいいかもしれないというタイミングで火を止めて、熱々を詰めると食べるころちょうどよく煮えています。
こと煮崩れしやすい芋やかぼちゃ、ペロペロになりやすいパスタも固ゆでで詰めてちょうどいい位。
また、ショートパスタの場合、最近早ゆでタイプがありますが、あれはこのポットには向きません。
せっかくですので、熱々のまま食べたいですよね。すこしでも熱々のままには、使う食材にもコツがあります。
例えば、豚肉は赤身より脂の入ったバラ肉を使う。シチュー類は最後にバターやオリーブ油を落として、蓋をする。オイルを上手にプラスすることによって、温度キープはかなり持続します。