寒さをスパイスでのりきれ

まだまだ朝晩の寒さは油断ならぬ2月。1日の温度差が体に響いたり、新年度に向けて何かと忙しかったり、体調を崩しやすい時期です。
とにかく冷やさない様、体に気を使って、残りの寒さをのりきろう!

身近なスパイス その1
『唐辛子』

辛みスパイスを代表する唐辛子。辛み成分のカプサイシンが体を温め、発汗や消化を促します。汗をかいて代謝を良くする効果がありますが、脂肪に直接働きかける事はないので、唐辛子を沢山食べて痩せよう!なんて考えはおよしなすって。過剰摂取で胃腸炎などにかかる事がないよう、ほどほどに。

身近なスパイス その2
『生姜』

生姜の効果を期待しつつ、何でもおろし生姜にしてませんか?生の生姜に多く含まれるジンゲロールは強い殺菌力があります。寿司に添えるガリや青魚の刺身におろし生姜は欠かせません。また風邪の引き始めにも効果があります。乾燥または加熱した生姜は、ショウガオールという成分が増えます。それが胃腸を刺激して血流を促す事で体を温めるので、冷え性改善には加熱や乾燥させた生姜が向いています。使い分けて生姜の達人になろう!

身近なスパイス その3
『シナモン』

甘くスパイシーな香りが特徴のシナモン。焼き菓子やケーキ、飲み物はもちろん、その香りは辛い料理や肉料理にもよく合います。いつものカレーにパッとひと振り、なんて使い方もお試しあれ。スパイスの風味を引き立ててくれます。消化を促進して胃や腸の働きを整えたり、風邪の症状をやわらげる効果がありますが、これも量は程ほどに。シナモンパウダーでむせかえるなんて事のないように。気持ちを落ち着かせたい時のシナモンティーは効果大です。

身近なスパイス1.2.3
『全部入りスペシャル』

複合的なスパイス使いはカレーだけじゃありませんよ。こんな炊き込みご飯も取り入れて、美味しい健康と寒さに負けない体を維持!春はもうそこまでです。

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