大根

冬が旬の大根です。根の部分が白く、肌が綺麗でつやつやし、まっすぐに伸びているものを選ぶと美味しいものが多いです。

良く女性の足の事を大根足などと悪い例えらがありますが、ほんとは美しい足の事なのでしょう(笑)。


1回目 大根の歴史・種類
1 歴史
 大根の歴史は、古代エジプト・ピラミッドを作っている時代に食事の材料として古い記録が残っており、歴史は大変古いのです。

日本には、中国から縄文時代か弥生時代に入ってきたのではないかとも言われていますが、どちらかは定かではありません。

最も古い歴史書『古事記』には大根という名称が出てきます。その後一般的に作られるようになったのは、室町時代を経て、江戸時代。一般市民の間の畑でも作られるようになり、庶民の食べものとしてなくてはならない野菜となりました。


歴史を感じる伝統料理

2 種類
 大根は現在、100種類くらいあるそうです。ですが、実際はかなりの率で”青首大根”が市場を占めています。

しかし、冬になると練馬大根、三浦大根といった”青首大根”より「太めの大根たち」が現れ、味は繊細、アクは強めなので下茹での下ごしらえも、大事なプロセスの一つとなります。

また各地で食べられる大根の代表として、下記が挙げられます。

○青首大根
日本では葉に近い部分が青く、すーっと、スマートなのが特徴で日本の市場の90%を占めると言われている。

○三浦大根
昭和前半に人気だった全部真っ白で、真ん中から下にかけて、ちょうど人間の足のふくらはぎのように膨らんでいる。たくあんにすると美味しいといわれている。お正月前後によく見かける。

○練馬大根
繊維がこまやかな大根で、東京の練馬区で多く作られている。味は三浦大根に近い。

○亀戸大根
江戸伝統野菜の一つ。いま、江戸野菜はみなおされていて、少しずつではありますが生産されている。滑らかな肉質が特徴で、旬は冬ではなく春。

○桜島大根
鹿児島の火山灰で作られる世界で一番でっかい大根。蕪が大きくなったような形をしている。

○聖護院大根
京都特産の伝統野菜。根は赤く、葉は丸みを帯び、桜島ほどではないが大きい大根で一個二キロ位ある。煮物にむいている。

○守口大根
世界最長の品種。平均で1m、長いものは2m。江戸時代、献上野菜として生産されていたが、今は漬け物用としてのみ栽培されており、岐阜県・愛知県で作られている。

○辛味大根
大根おろし専用といっても過言ではなく、辛みが強く、薬味にむいている。10cmほどの小さなお姿。

○ラデッシュ
二十日大根ともいわれる、赤く小さなヨーロッパ系の品種。サラダなどや、添えものに使われる。

‥等が地方の代表選手でしょうか。

また大根の生産量としては、3〜5月の春は千葉県。6〜8月は北海道。11〜2月は宮崎県、千葉県、神奈川県などが有名処となります。

大根の白い柔らかなところを使う

大根をおろして使う


2回目 大根の栄養・薬膳・効用
3回目 大根の旬・買いもの・保存
4回目 大根の調理・取り扱い

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