『よい一年になりますように』と願いのこもったお節やお雑煮で始まる一年は、すごく幸せで目出度く縁起がいい。
慌ただしい年末、お節の準備に気が重くなる年もあるかもしれません。でも、作った事を後悔するお正月は、そうそうないはず。あれやこれやと縁起を担いで、年神様をお迎えしましょう。すべては平和や家族の幸せを願ってますから。
2017年もみんなが美味しい一年になりますように。
お正月の祝い肴三種は三つ肴とも呼ばれ、「黒豆、数の子、田作り(地域によっては、黒豆、数の子、たたきごぼう)」の事をいいます。
江戸時代、お正月のお重は、この三点と煮しめという質素なスタイルでしたが、明治時代後半に”きんとん、伊達巻き、かまぼこなどの口取り肴”が東京を中心に広がって、徐々に現代のスタイルへと変わってきた様です。
何はなくとも三つ肴。形式ばった事にこだわらないなら、力を抜いて、三つ肴と好みのご馳走を囲むお正月もいいですね。
「祝い肴」や「口取り肴」を3種類盛り合わせると、あっという間にお正月らしくまとまるので、おもてなしや酒の肴にもってこいのひと皿になります。
ひと手間加えて、1品だけ簡単な温かい料理を加えてみると、よりいっそう手の込んだ感じに。逆に言えば、簡単なおつまみ1品に祝い肴や口取りを2品添えるだけなのです。
出世魚である『 鰤 』は立身出世を願う縁起物。柚子味噌をぺペッと塗って、オーブントースターで約10分。
盛り合わせには、酢の効いたたたきごぼうと醤油味の昆布巻きはいかがでしょう。
「福を”かき”寄せる」という事で、『牡蠣』の産地では雑煮やオードブルに欠かせぬ縁起物。ふっくらと焼いて、シンプルにおろしポン酢で頂きます。
煮汁がじんわり高野豆腐やほんのり甘いだて巻き、なますも合います。
巻物は学問の象徴。知識が増えます様に、と願いを込めて。
冷めても美味しいけど、食べる時に蒸かすとほかほかの焼売の様。
添えるのは、蒲鉾やたたきごぼうの他に煮豆やシャキシャキの甘酢れんこんもおすすめです。
海老を腰の曲がったお年寄りになぞらえて、長寿でいられる様に願いを込めます。
山芋のすりおろしに桜海老と青のりを混ぜた生地をカリッと揚げるだけ。
揚げたての磯風味とカリカリ食感、最高です。
数の子もいいけど柔らかく煮たたこを組み合わせると、さらに日本酒がはかどりますよ。
おせちの準備は2、3日が目安。
種類が多いと焦ることなかれ。作ってみると一つ一つは意外とカンタン。上手にできるポイントと一緒に、おせちに欠かせない料理をご紹介!