大晦日といえば年越し蕎麦。
細く長く伸びる蕎麦に寿命や幸福が長く続く様に。またその反対に蕎麦が切れやすい事から、一年の災厄を断ち切る。他には、葱をたっぷり入れて一年の労をねぎらう。と、かけたり。昔、金銀細師が散らばった金粉を集めるのに蕎麦の団子を使った事から、蕎麦は金運を上げる縁起物、とも考えられていました。
食べ修めとなる年越し蕎麦には様々な願いが込められています。どれかの縁起にあやかって、いや、すべてにあやかり!食べないわけにはいきませんねぇ。
お正月の前夜祭なので『ハレの食事』を頂きます。年取り魚といって鰤や鮭などを食べるならわしもあります。
ゆく年最後の食事で一年頑張った心身をねぎらい、くる年に願いを込めて頂きます。