◎取りたい食材
[補血や血液の質をよくする作用のある食材]
いわし、さんま、レバー、牛肉、かき、ほうれん草、にんじん、きくらげ、ひじき、クコ、なつめ、落花生、干しぶどう、ごまなど。
[補気作用や胃腸を整え丈夫にする食材]
米類、いも類、キャベツ、かぼちゃ、干ししいたけ、しょうが、香り野菜(しそ、パセリ、バジル、香菜、春菊)など。
さんまは、血の巡りや質をよくして皮膚や粘膜を丈夫にします。春菊はビタミンの宝庫、肌荒れにおすすめです。独特の香りには、胃腸のはたらきを高めたり、痰を切る、イライラを鎮める、などの作用も。
レバーは、ビタミンAが大変豊富、粘膜を強く、肌を丈夫にしてくれます。鉄分も多く含まれ、薬膳では、肝にはたらき、目を養い、補血作用があると考えられています。レバーはちょっと苦手という方も、ぜひ一度お試しあれ。バケットにひと塗りで大満足、作り甲斐のあるレシピです。
にんじんに多く含まれるβ-カロテンは、肌や粘膜を丈夫に保つ働きのある栄養素。薬膳では、血や潤いを補い、肝に働きかけて疲れをとり、目の不調を改善する食材です。素干しえびはカルシウムがたっぷり。常備しておくだけで、お肌もしっとりしてきそう?! レシピ監修&コラム:よしかい ゆき