赤ワインの製法は黒葡萄の実を皮ごと軽く潰し、酵母を加えて発酵させます。
発酵が終わったら、圧搾して皮や果肉、種を除き、葡萄液のみを絞り出し、それをタンクや樽で寝かせて熟成させると赤ワインの特徴である色と渋みがうまれます。
これが赤ワインの醸造です。
色の濃さや渋みの強弱は葡萄の種類や発酵過程、熟成期間など様々な条件で違いがうまれ、それがワインの個性となるわけです。
その個性のひとつである味わいは“ボディ”という言葉で表現されます。
濃厚でコクのある“フルボディ”、渋みとコクが程良い“ミディアムボディ”、フルーティで飲み口が軽やかな“ライトボディ”の3つに分けられ、その日の気分や合わせる料理によってワインを選ぶのもひとつの楽しみ方です。