食中毒のこと
生肉のどこかが、少しでも、他のおかずに飛んで、そのまま、おかずと一緒に炎天下の中運ばれてしまったら、ちいさな小さなものが、時間の経過とともに悪さを働くのも、食中毒の原因になります。
前文にあるように、肉魚などの生モノの扱いは気をつけなければいけません。
ハンバーグを作った手をささっとゆすいだだけで、おにぎりを作ったりするのは、至極危険な行為になりますので、何を一番先につくり、何を最後に作るかの手順は重要です。
詰める温度はほぼ同じ
朝起きるのが苦手な人の中には、前夜作って冷蔵庫に入れて、朝起きて、詰めるだけ・・・という人もかなりいると思います。
そのとき、朝になって、卵焼きだけ焼こう・・・、冷たいおかずの隣に出来立ての、卵焼きを入れるのは、温度に格差が出来、前夜のおかずが危険です。
前夜派は、全部のおかずをほとんど同じ温度で詰めるが条件です。
ご飯は、5〜9月は朝炊くのがベストですが、弁当箱に詰めたら、大急ぎで冷まします。ご飯が冷めてから、おかずを詰めましょう。
昔ながらの団扇を使ってパタパタと仰いで冷ますという、アナログ方式も侮れない手法ですよ。
夏場は味を濃くする
冬場の12〜3月は気温も低く、薄味で作っても、おかずそのものが、朝作って昼にいたむということはまず、ありませんが、夏場の薄味は、いたむ可能性があるのです。
少しでも防ぐためには、冬場より味を濃い目にするというのも、策の一つです。いわゆるコテッとした甘辛おかずや、キリりとした塩味のおかずですね。