カツ代のレシピの中には「なべや器を水でさっとぬらし」という表現がよく出てきます。
これは調理する前に、さっとぬらした鍋の中に水一枚の膜をはること。
このひと手間をかけてから、調味料を入れたり煮物をしたりすると、焦げつきにくくなったり、材料がこびりつかず洗いやすくなったりします。調味料を使った煮物などは、これをルーティンのように当たり前の習慣にしましょう。
例えば、煮汁を鍋に入れて、里芋を煮るといった煮っころがしなどは、鍋の中を水でさっとぬらしてから調味料、食材を入れて煮ると焦げつきにくくなる。
くれぐれも、間違えてはいけないのは、炒める、揚げるといった調理法の場合は、まったくの不要。あと、鍋中だけであって、鍋の外はぬらさない。