菜の花は、紙に包まれて、ギュッと縛られて売られていることが多い。そのままザブザブ洗っても、ヘナッと元気のないままだ。
菜の花は、お花の切り花と同じ扱いをしてみるといい。根の部分を少しだけ切り落とし、ぬるま湯に少しの間つけて、すぐにそのあと、冷たーい水に30分ほどつけておくと、葉がみるみる間に元気を戻し、生き生きしてくる。
へなへなのまま、料理するよリは、ピンと美しくなってから、食べた方が、美味しいような気がするのは、気だけでなく本当のような気もする。
冬のホウレンソウや、小松菜は、根を切る必要はないが、やはりザブザブ水洗いしたあとに、水にいけておくと、おいしそうな葉に変わる。
是非、日々の食卓のなかでやってほしいと思う。