じゃがいもの一番早くておいしいゆで方は、皮をむいて、切って、水からゆでる方法で、その際に塩を加えないこと。美味しくなくなってしまうんです。

水はヒタヒタ、スレスレに。水が多いと、荷崩れたり水っぽくなり、時間もかかってしまいます。ふたをして、強めの中火でゆで、火が通ったらゆで汁をきり、もう一度中火に1〜2分かけ、完全に水分を飛ばしましょう。

じゃがいもは、いつも常備しておくと重宝な野菜。ゆで汁は、捨てずにスープやみそ汁に加えてもいいです。じゃがいもにはかなり種類がありますが、男爵いもとメークインの2種類さえわかっていれば十分ですよ。

• 肉じゃが

  

  “世界一受けたい授業”“金スマ”で、話題になりました。かつて料理の鉄人に勝利したおふくろの味。

新じゃがでも、小さくてコロコロとしたタイプのじゃが芋は、いかにもという感じでかわいらしいですね。

では、いつものゴロリしたじゃが芋とはどう違うのでしょう？

皮は薄いからよく洗って、剥くことはなくそのまま使うことも多い新じゃがは、たわしでゴシゴシこすり洗いをすると、皮はほどんどむけてしまいます。

小ぶりで形はかわいいですが、味は今ひとつ旨みにかけ、案外、アクが強く、水っぽいですが、油とは相性がバツグンにいいのが特徴。

たとえば油で揚げてから煮込んだり、炒めてから煮たり、ゆでてからチーズをのせてオーブンで焼いたり、旨みを出すためのひと工夫をするとグーンとおいしくなりますよ。ちなみに旬は3月から4月ですので、見かけたらお試しください。

• 新じゃがの煮っころがし

  

  皮ごとあげて、コテッと煮からめる。お芋は、即、エネルギーになるから、朝から頭が冴えそう。